更新日:2015年12月7日
26日、JICA(国際協力機構)の青年海外協力隊員として平成15年12月からセントルシアに赴任していた岡野美代子さんが市役所を訪れ、久嶋市長に現地での活動や生活についての報告をしました。
セントルシアはカリブ海に浮かぶ島国で、人口は約15万人、面積は淡路島ほどです。岡野さんは、2年ぶりに対面した久嶋市長に、ソーシャルワーカーとして小・中学校や地域を回り、HIV(エイズ、先天性免疫不全症候群)の予防啓発活動を続けて来た様子を笑顔で話していました。
年末防火運動期間中の12月25日、消防団年末特別警戒が始まりました。特別警戒は、12月30日まで、各分団が順番に各防災センターに待機し、万一の場合に備えます。25日は、第4分団(鶏冠井町)の団員が午後9時に集まり、久嶋市長などから激励を受けました。
24日、市役所本館南のソテツ2株にこもが巻かれ、例年以上と見込まれるこの冬の寒さへの対策が施されました。
ソテツは昭和52年に「市民の木・花」の選定を記念して植樹されたもので、今では高さ3メートルほどになり、青々とした葉を茂らせています。時折小雪が舞う中、造園業者が2人がかりで幹の上部に広がる枝を縄でまとめ、その上から手際よくワラで編んだこもをかぶせていきました。こもが外されるのは3月下旬ごろ。それまでじっとこもの下で春の訪れを待ちます。
ソテツ…ソテツ科の常緑低木。九州南部以南に自生。
クリスマスも間近の23日、図書館で子ども向けの催し「クリスマスおはなし会プラスコンサート」が行われました。
この催しは、4歳から小学校中学年までの子どもたちが対象で、サンタ・クロースが登場するクリスマスにちなんだ絵本の読み聞かせや紙芝居、CDによるコンサートなどが行われました。会場には図書館職員によるリースやツリーの飾りつけもあり、雰囲気を盛り上げました。
17日に市民会館で、「男らしさ、女らしさのゆくえ」と題し、女(ひと)と男(ひと)のいきいきフォーラムが開催されました。
日本では、高度成長によって経済的豊かさを得た見返りとして、女性の社会参画や人権についての問題が起こっているといわれています。講師の伊藤公雄さん(京都大学大学院教授)は、昔と今の家庭や地域のつながりなどを対比させて、男女共同参画とはどのようなことなのかをわかりやすく説明しました。会場に集まった参加者は、伊藤さんの話とともに今現実に起こっている問題に対しての意識を共有しました。
10日から文化資料館でこけし展が始まりました。こけしは東北地方の木地師(きじし、「手挽ろくろ」という道具を使って、お椀などの木地を作った職人)の仕事から生まれたといわれる郷土人形です。ショーケースには、東北地方で生まれ、人々に愛されてきたさまざまな種類のこけし、どこか懐かしい感じのするかわいらしいこけしたちが集まっています。
この展示は、文化資料館のボランティアの方たちが中心になって企画されているもので、1月29日まで開催されています。
6日、国際ソロプチミスト京都−西山のメンバー10人が市民体育館を訪れ、AED(自動体外式除細動器)1台を市に寄贈しました。
AEDは、心肺停止状態の人の胸に電極パッドを当て、通電によって救命する機器で、操作手順や方法などが音声で指示され、簡単な講習を受ければ一般の市民でも操作することができます。緊急時に周囲に居合わせた人が使用することで、より迅速な救命活動を可能にするものとして期待されています。市では体育館1階の大体育室入口横に設置します。
福祉会館で2日、「インターネットと人権」と題した人権研修会が開かれました。講師には大阪大学大学院助教授の田中規久雄さんを迎え、約50人の市民と市職員が参加しました。
田中さんは、インターネットの普及によって便利になった反面、増加傾向にある不正アクセス犯罪、出会い系サイトを使った犯罪などの説明をしました。参加者たちはテレビのニュースをにぎわせているインターネットによる人権侵害について身近な問題としてとらえ、より理解を深めていました。
2日、今月4日からはじまる「人権週間」にさきがけ、阪急東向日駅前周辺で街頭啓発が行われました。
久嶋市長、赤井市議会議長をはじめ京都地方法務局・乙訓人権啓発活動地域ネットワーク協議会・乙訓人権擁護委員協議会のメンバーら約30人が参加し、買い物客などに標語の印刷された啓発物品を手渡しながら人権の大切さを訴えました。