物集女車塚古墳

更新日:2018年7月17日

物集女車塚古墳

古墳時代後期(6世紀中頃)の前方後円墳です。

淳和天皇(840年没)の棺を運んだ車を納めた地という伝承が、「車塚」の名の由来とされています。

全長約46メートル、後円部が直径約24から32メートル、高さ9メートル、前方部が長さ約18から23メートル、幅約39メートル、高さ約8メートルです。

後円部、前方部とも二段築成で、墳丘にはごく一部に葺石が施され、埴輪が並べられていました。

埋葬施設は「畿内型」の「横穴式石室」と呼ばれ、整備して形がきれいに残っていることから、毎年、内部が一般公開されています。

石室奥壁に沿って置かれた石棺は「組合せ式家型石棺」と呼ばれ、大阪府と奈良県の境にある生駒山系の二上山で採石された凝灰岩製の板材を組み合わせてつくられています。蓋や底の石にある出っ張りは縄掛突起と呼ばれ、重い石に縄をかけて運んだと考えられています。

石室の構造や副葬品(馬具、ガラス製の装飾品、金属製の冠の断片、武器、土器等)から、埋葬者は6世紀前半に弟国宮をつくった継体大王と所縁が深い人物と考えられています。

物集女車塚古墳石室

物集女車塚古墳の石室内部

馬具を着けた馬の復元図と馬具

馬具を着けた馬の復元図と馬具

物集車塚古墳規格

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