紙芝居 京都・向日市の戦国時代「西岡衆の活躍」

更新日:2021年1月25日

紙芝居

室町時代、向日市周辺は「西岡(にしのおか)」という名で知られていました。西岡の村々には、地域の指導者である武士「国衆」がおり、西岡の国衆は「西岡衆(にしのおかしゅう)」とも呼ばれました。
西岡衆は集団で力を合わせて地域を治めており、農業などにも従事しながら、いざというときには将軍のもとに駆け付けて戦うなど活躍をしていました。
しかし、織田信長の圧倒的な武力により、西岡衆をはじめとする人々の暮らしは大きく変化し、やがて西岡衆が治めていた時代は終わりを告げます。

戦乱の世を力強く生きた西岡衆の活躍を子どもたちに伝えたいと、本市教育委員会の中西昌史さんが紙芝居を制作しました。表紙を含めて14ページで構成されており、絵は京都市立芸術大学の正垣雅子さんが担当しました。岩絵の具を使用し、日本画の技法で描かれています。

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