更新日:2024年7月19日
ヒトパピローマウイルス(HPV)は、性的接触のある女性であれば50%以上が生涯で一度は感染するとされている一般的なウイルスです。子宮頸がんをはじめ、肛門がん、膣がんなどのがんや、尖圭コンジローマ等、多くの病気の発生に関わっています。特に、近年若い女性の子宮頸がん罹患が増えています。
HPVの中には子宮頸がんをおこしやすい種類(型)のものがあり、HPVワクチンは、このうち一部の感染を防ぐことができるため、子宮頸がんの予防に有効です。
ヒトパピローマウイルス(HPV)ワクチンの予防接種は、合計3回の接種で通常約9万円程度の費用がかかりますが、定期接種対象の方は、期限までは無料で接種をすることができます。
平成9年4月2日~平成20年4月1日生まれの女性です。該当の方は、過去の積極的な勧奨の差控えにより、接種機会を逃した可能性があることから、救済措置として、令和7年3月31日まで公費による定期接種の可能です。
令和7年3月31日までが公費による定期接種の期間です。
接種回数は合計3回で、完了するまでに約6か月かかるため、接種を希望する方は、お早めの接種をご検討ください。
注意:予防接種を受けるには、母子健康手帳と予診票が必要です。予診票がない方は、必ず予防接種前に母子健康手帳を持参のうえ健康推進課で予診票の発行を受けてください。
詳しくは、下記のリンクをご確認ください。