更新日:2015年12月7日
天文教室「キッズプラネット2009」が28日、天文館で開催され、市内の小学4年生から6年生15人が参加しました。
今年のテーマは天体望遠鏡を作ること。世界天文年2009「君もガリレオ」プロジェクトに合わせ、ガリレオが宇宙を初めて観察したものと同程度の口径4センチメートルほどの小型望遠鏡を制作し、かつてガリレオが体験した驚きや発見の追体験を行います。
子どもたちは渡された作成キットを手に、組み立てを行いました。作業が終わると、望遠鏡をのぞき、その出来具合を確かめました。
向日市商店会主催のひまわり写生コンテストの表彰式が28日、商工会館で行われました。向日市民の花であるひまわりを題材に、幼児、小学生を対象として毎年開催されるこのコンテストは、32回目を迎えます。
今年は、向日市や長岡京市、京都市から103作品の応募があり、そのうち17作品が京都府知事賞、向日市長賞などを受賞しました。
審査員からは、「向日市にふさわしい花、ひまわりをテーマに自由な色や形で表現し、アイディアあふれた作品の出来ばえに驚かされ、感心させられました」との講評がありました。
受賞した作品は、この表彰式以降、市内にある金融機関の3支店に分けて展示されます。
受賞作品一覧
市消防団は23日、向日コミセン周辺で公開訓練を実施、地域の行事で付近に来ていた多くの方が見学に訪れました。
訓練には、第6分団の天野俊宏分団長以下約10人が参加しました。建物から出火したという想定の下、ポンプ車から消防ホースを延ばし放水訓練を行いました。
途中から、見学していた子どもたちも訓練に加わりました。手順を教えてもらいながら放水を行うなど、団員らとの交流を楽しみました。
訓練終了後、視察に訪れていた野村和久副団長は「このような活動を通して、消防団のことを多くの方に知ってもらいたい」と述べるとともに、「消火技術のさらなる向上のため、これからも訓練に励んでください」 と団員らに言葉をかけました。
消防団とは(「くらしの安心・安全」のページへ)[A]
人権強調月間の8月に合わせて市民会館で20日、人権研修会が行われました。 児童養護施設「京都大和の家」の西川満施設長が講師として招かれ、訪れた65人を前に「子どもの笑顔を消さないで 児童虐待の現場から」と題した講演を行いました。
西川さんは、子どもや親を取り巻く現代社会の問題点を指摘するとともに、 施設での経験を交えながら児童虐待について話しました。虐待は「親に心のゆとりや経済的な余裕がない」といった親自身が抱える問題、親子の相性や子ども自身が持つ問題など、様々な要因が絡まって起こるものであると指摘。さらに、母親1人に子育ての負担がのしかかっている状況も多く、母親が孤立してしまわないよう、学校や子ども会などの活動を通じた地域のサポートが重要になってくると説明しました。
また、虐待を受けた子どもは、自分は必要とされていないと感じるなど、自己肯定感を持てない場合が多く見られるとし、そのような子どもと接するときは、ささいなことでも褒めてあげること、そして、自信を持たせ、最終的にはその子自身が自分を好きになってもらうよう見守っていくことが大切であると述べました。
第41回全京都学童軟式野球選手権大会で優勝した向日ウイングスが14日、向日市役所を訪れ、久嶋市長にその報告をしました。
向日市のチームがこの大会で優勝するのは初めてで、訪れた選手たちは、優勝に至るまでの苦しい道のりを語るなど、皆いきいきとした表情で真剣に久嶋市長と話をしました。
キャプテンの山口佳祐さんは「ここまでつらい道のりだったけど、みんなで励まし合ってここまでくることができました。こうやって勝ち進むことができたのは監督やコーチ、保護者の方々のサポートのおかげだと思います」としっかりした口調で話しました。
平和や人権の尊さを考える「平和と人権のつどい」が6日、市民会館で開催され、約400人が来場しました。
この催しは、平和の大切さを再認識し、人権が尊重される地域づくりをめざして行われるものです。
中学校へ行くのが苦痛になってしまった少女がおばあちゃんとの生活のなかで、自然と触れ合ううちに、「強さ」、「優しさ」、「希望」といった「生きる楽しさ」を再発見していく映画「西の魔女が死んだ」が上映されたほか、監督を務めた長崎俊一さんが講演を行いました。
長崎さんは、「この映画を通し、自然やありふれた日常生活から幸せを感じてもらい、生きることが楽しいと思ってほしい」と述べました。
長岡京第二次内裏である「東宮」が1966年に発見されてから、32回目にあたる今回の調査で東脇殿の存在が確認できました。これにより政治の中枢部であった内裏の建物配置がほぼ明らかになります。
調査をした財団法人向日市埋蔵文化財センターの職員は、「今回の発見で脇殿の規模と構造、脇殿構築の技術系譜、正殿地区の建物配置などがわかり、これで桓武天皇が政治を営んだ空間がようやく推定できる」と述べました。
一般向けの現地説明会を8日(土曜日)午前11時から行います。詳しくは、財団法人向日市埋蔵文化財センター(電話075-931-3841、ファックス075-931-4004)へお問い合わせください。
向日市小学校水泳記録会が5日、太陽がジリジリと照りつける中、西ノ岡中学校のプールで行われました。
2003年から開催しているこの記録会は、水泳を通して、スポーツに関心を持ってもらうとともに、水泳への意欲や関心も深めてもらうことなどを目的としており、今年は市内の小学5・6年生112人が参加しました。
25メートル自由形、50メートル自由形のタイム測定と、100メートルリレーが行われ、子どもたちは好記録を出そうと友人と競い合い、それぞれが一生懸命泳ぎました。会場には保護者らがたくさん詰め掛け、大きな声援をおくりました。
人権強調月間中の4日、阪急東向日駅周辺で人権の大切さを呼びかける街頭広報活動が行われました。
久嶋市長をはじめ、乙訓人権擁護委員協議会や京都中央農業協同組合、向日市社会福祉協議会、行政職員など約30人が参加しました。
参加者は、夕方の買い物に訪れた人たちや駅の乗降客などに人権についての標語が印刷された広報物を手渡し、「全ての人が大切にされる社会をめざしましょう」と呼びかけました。
開館25周年を迎えた資料館では、長岡京東院跡の調査結果や楼閣建物「翔鸞楼(しょうらんろう)」の出土遺物など、長岡京の最新の調査結果を展示するコーナーを新しく設けました。これを記念し2日、講演会を開催しました。
向日市埋蔵文化財センターの國下多美樹 事務局長は、「古代都城・長岡京を探る(翔鸞楼・東院跡を中心に)」と題した講演を行い、「翔鸞楼の発見により、以前の都とは異なり、長岡京が中国の建築様式を積極的に採用した都であることがわかった」などと述べました。京都市埋蔵文化財研究所の網伸也 調査主任は、「平安京に何が運ばれたか(遷都における建物移転の問題)」と題し、平安宮内裏には、長岡宮で使われていた資材が多く利用されたなどと話しました。
講演会には約70人が参加。1200年前の長岡京の時代に思いをはせながら熱心に聞き入りました。
浸水対策事業として市が整備を進めている石田川2号幹線の見学会が2日、鶏冠井町の工事現場付近で行われました。
石田川2号幹線は、総延長約1.7キロ(鶏冠井町七反田から寺戸町渋川)の地下に造られた雨水トンネルです。豪雨などの際に雨水を取り込み、一時的に貯留することで浸水被害から地域を守ります。6月に掘削工事が完了し、現在はトンネル内部の仕上げ作業が行われています。
見学会には約40人が訪れ、整備中のトンネル内の約800メートルを歩いて見てまわりました。また、市職員から、工事で採用されている工法や市の水害対策についての説明を受け、熱心に耳を傾けていました。
すでに供用が開始されている石田川1号幹線でも3日、同様の見学会が開催され、約20人が参加しました。
ストリートバスケットの大会が2日、市民体育館で開催されました。
ストリートバスケットは、通常のバスケットボールコートの半面を使って3人対3人で行うスポーツです。
今年で16回目となるこの大会は、バスケを通して健康づくりをするとともに、生涯スポーツの振興を図るため市の体育協会が主催しています。
向日市や京都市などから合計55チーム、226人が参加し、中学生男・女と15歳以上の一般男・女の計4クラスに分かれて試合が行われました。
選手たちは、優勝をめざし、汗だくになりながらも休むことなく終了の合図が鳴るまで必死にボールを追いかけていました。
大会で優勝をしたチームは次のとおりです。