更新日:2015年12月21日
戸籍の作成や証明書の発行時間を短縮し住民サービスの向上を図るため、向日市では戸籍の電算化を進めてきました。平成23年3月28日には、システムの運用が開始され、新しい書式による証明書の発行が始まりました。
これに伴い、戸籍の名称や様式が次のように変わります。
戸籍がコンピューター化されるのは、本籍が向日市の方です。住民登録が向日市にあっても、本籍が他の市区町村の方は、対象になりません。
今までの「縦書き」の文書形式から、「横書き」の項目書式に変わります。記載内容が項目化され、従来の謄本、抄本と比べ見やすくわかりやすい証明になります。
また、数字は算用数字になり、読みやすくなります。
これまでの戸籍は全員のものを「戸籍謄本」、個人のものを「戸籍抄本」と呼んできましたが、これからは「戸籍全部事項証明書」、「戸籍個人事項証明書」と名称が変わります。
いずれも手数料の変更はありません。
これまでは、B4サイズを使用していましたが、A4サイズに変わります。また、複写機などによる偽造を防止するため、特殊な印刷が施されている用紙を使用します。
従来、朱肉(朱色)の認証でしたが、電子公印(黒色)を使って認証します。
これまで使用してきた和紙の戸籍簿は、平成の「改製原戸籍」として保存されます。
新しい戸籍の証明には、既に婚姻や死亡などにより個人の除籍(名欄が×)になっている方は、コンピューター化以後は登録されません。その方の証明が必要な場合は、改製原戸籍(手数料750円)が必要になります。
昭和に行われた改製のため「昭和改製原戸籍」とも呼ばれています。
平成に行われた改製のため「平成改製原戸籍」とも呼ばれています。