更新日:2014年5月29日
5月17、18の両日に開催された京都府南部ブロックミニバスケットボール春季大会で、Koyoイージーバスケットボールクラブの男子チーム、女子チームがともに優勝を果たしました。5月29日、市役所を訪れ、成果を報告しました。
選手たちは「みんなで優勝できて、とてもうれしかった」と喜びを語り、一人ずつ「フェイクパスが得意」「ロングシュートが好き」と自分の得意な技を生き生きと発表しました。久嶋市長は「得意なことや好きなことに磨きをかければ、もっとバスケが楽しくなると思うので頑張ってください」と激励し、お祝いにスポーツドリンクとチーム名入りのバスケットボールを贈呈しました。
物集女車塚古墳の石室が5月26日から一般公開されました。
この古墳は、平安時代の初めころに亡くなった淳和天皇の棺を運んだ車を納めた墓との言い伝えから、地元では「車塚」と呼ばれてきました。保全工事が完了した平成7年からは、毎年内部にある横穴式石室を一般公開しており、今年も、6月1日までの1週間行われました。
初日は約50人が見学し、グループごとに、文化財調査事務所職員が、石室について説明をしました。大きく崩れたところのない玄室(石棺が置かれた部屋)は、ほぼ発見時のまま保存されているという話に、見学者は驚いた様子でした。説明後には「石棺の中は今も赤いのか」「排水はどうなっているの」など、たくさんの質問がありました。
市民、事業者、行政が一体になってごみを一掃する「第10回ごみゼロ・向日市一斉クリーン作戦」が5月23日、市内各所で行われました。
町内会やスポーツ団体、企業など計109団体から総勢約4,000人にご参加いただき、たばこの吸い殻や空き缶などのごみを回収しました。
この日のクリーン作戦で、燃えるごみ2.6トン、空き缶・ペットボトルなどの資源ごみ0.1トン、泥4.6トンを収集することができました。ご協力いただきありがとうございました。
向日市のボランティア団体「向福グループ」が5月22日、アルミ缶を回収して得た収益で、市社会福祉協議会にテントを寄贈しました。
同グループは、市内の福祉向上に役立ててもらおうと、平成8年から寄贈を続けており、これまでに贈った車椅子や介護用品などが市社協で活用されています。
今回のテントは災害ボランティアセンターが設置された時や、市民の方への貸し出し用として利用します。
市社協の安田事務局長は「長年にわたり、寄付や寄贈をしていただきありがとうございます」と感謝の言葉を述べました。
向日市は5月19日、上植野町に本社がある日東薬品工業株式会社(北尾哲郎社長)から800万円の寄付を受けました。
「地域の子育て支援に役立ててほしい」との意向から、平成22年から毎年ご寄付いただいており、総額4,000万円に上りました。寄付金はHib(インフルエンザ菌b型、通称ヒブ)ワクチン接種費用の助成や乳幼児の健診時に絵本を配るブックスタート事業などに活用しています。
久嶋市長は「今年も寄付をいただき、本当にありがとうございます」とお礼の言葉を述べるとともに、感謝状とクリスタル製の盾を贈りました。
北尾社長は「今後も寄付を続けていきたい。ぜひ有効に使ってください」と語りました。
向日市消防団は5月18日、市役所駐車場で、市内で初めての水防訓練を行いました。向日消防署、市役所の職員も含め、約100人が参加しました。
昨年の台風18号では、4戸の床上浸水、102戸の床下浸水がありました。訓練は、梅雨の時期に備えて、迅速に河川の氾濫に対処するため実施されました。
土のうで頑丈な堤防を造るには、1袋に入れる砂の量を一定にしたり、積みあげるときに口の向きをそろえたりと、細かなこつがあり、向日消防職員の指導を受けながら、全員が真剣に取り組みました。
市民体育館南側に災害用マンホールトイレが整備され、寺戸町寺田に北部防災拠点が完成しました。
マンホールトイレは下水道管に直結しているため、し尿を流すことができ、仮設トイレに比べて、においを軽減できるうえ、衛生的です。男性用3基、多機能用1基、女性用4基の合計8基あり、簡単に組み立てられます。災害時には体育館南側に設けて、すぐに使用できます。
また、北部防災拠点は、平常時には災害用飲食料品や消耗品などの備蓄倉庫として、災害発生時には災害対応拠点や避難場所としての機能を持つ施設です。
災害時も安全に過ごせるように、今後も、一時避難所の整備を進めます。
リサイクルひまわり市が5月17日、市役所駐車場で開かれました。
循環型社会の促進を図ることを目的に、家庭内の不用品を販売するフリーマーケットで、春と秋の2回催されます。
快晴の下、会場には洋服やおもちゃ、本など49の出店がありました。約1,500人の来場者は商品を手に取りながら、買い物を楽しみました。
5月の自転車安全利用推進月間に合わせ、KYOTOセーフティサイクルフェスタ in 向日町が向日町競輪場で5月11日に催されました。
会場では子どもたちが、スラローム、タイムトライアル、ブレーキテスト、自転車シミュレーターなどに挑戦したり、クイズを交えた交通教室で自転車の安全な利用方法を学びました。
ほかにも、自転車の安全利用を題材にしたトークショーや京都府警察音楽隊の演奏、競走路の体験走行などがあり、来場者は盛りだくさんのイベントを楽しみながら、安全運転への意識を高めました。
市民体育館では、スポーツ教室だけではなく、文化教室も行っています。5月8日には、週末の母の日に合わせて、香りを練り込んだ石けんねんどで、バラの花を作る教室が開催されました。
石けんねんどは、紙粘土のように自由に成形でき、乾燥させると固くなります。また、作品をインテリアとして楽しんだあとは石けんとして使用できます。
参加者は細かな作業に集中しながらも、「粘土を触るのは久しぶりで懐かしい」と和やかに話していました。
「国際博物館の日」記念事業「ゴールデンウイークに資料館内を電車が走る!パート6」が5月3日から6日まで、文化資料館で開催されました。
昭和35(1960)年ごろの国鉄向日町駅と駅前の町並みを模型で再現。当時の写真の展示や、自分で色を塗った手作りの模型を走らせるコーナーもありました。
訪れた親子はかつての向日町駅に電車が走る風景を楽しみました。
毎年、向日神社の祭礼が行われる5月の少し前、氏子の各地区では、「ネンド」と呼ばれる、その年の宮座の当番(トウヤ)の交代行事が行われます。氏子地区の一つである寺戸地区の宮座と「ネンド」の様子を、古文書や講の道具、写真パネルなどをラウンジに展示し、紹介しています。
また、エントランスでは、乙訓の特産であるたけのこ掘りを支える、特徴ある農具「ホリ」を籠や写真パネルとともに展示しています。
展示は25日まで。ぜひご覧ください。
5月1日から5日まで、天文館では「金星観望会」が催されました。
「明けの明星」や「宵の明星」として親しまれる金星は、昼間でも観察することができ、肉眼では分かりませんが、その形は月のように満ち欠けして見えます。
2日にはレイモンド向日保育園の子どもたち33人が、三日月のように見える金星を望遠鏡で観察しました。
時折、金星が雲で隠れることもありましたが、園児は「よく見えた」「お父さんとまた来よう」と、楽しそうに話していました。
第2向陽小学校の6年生92人が、5月1日ふるさと学習の一環として文化資料館や市内の史跡などを見学しました。
児童は事前に行ってみたい場所を選択し、文化資料館ボランティアの会やむこうまち歴史サークル、職員の案内で史跡へ。目的地では、ガイドの方から文化遺産の歴史的価値や背景について説明を受け、当時の様子を思い浮かべていました。
朝堂院公園では、児童全員が3月に配信されたアプリ「AR長岡宮」を体験。市内の小学校がAR長岡宮を使って学習するのは初めてで、タブレットに現れる長岡宮の建築物やゆかりのある人物を見つけると、友達と見せ合い楽しみながら勉強しました。元稲荷古墳や南・北真経寺などで学んだグループもいました。
児童は「地元の歴史を知ることができてよかった」「歴史が好きなので楽しかった」と話し、向日市の歴史の一端に触れ、親しみを持つ機会になりました。