更新日:2015年12月10日
中央公民館が主催する夏休み子ども体験教室「日本電産本社ビル見学会」が7月30日に開かれ、小学4年生から6年生30人が参加しました。同社は精密小型モーターで世界1位のメーカーです。
地上22階(高さ100.6メートル)建てでスペースシャトルをイメージして造られたビルを訪れた児童は、職員から創業までの歴史や同社のモーターが冷蔵庫やテレビをはじめ、パソコンやケータイなどさまざまな製品に使用されていることについて説明を受けました。
京都市内で最も高いビルからの景色を眺めた後は、ロビーに飾られた小さなモーターや、永守重信代表取締役が創業した際に拠点としていたプレハブなどを見学しました。
参加した児童は「日本電産の製品が家庭のいろいろなところに使われていることがわかった」と話し、夏休みの思い出にしていました。
8月6日の広島平和祈念式に市民代表として参加していただく方々に、市に寄せられた折り鶴を手渡す「平和の折り鶴伝達式」が23日、市役所で行われました。
市は、昭和59年11月に「世界平和都市宣言」を行って以来、6期にわたり「平和行動計画」を策定しています。計画に基づき、広島市平和祈念式への市民代表派遣をはじめ、「平和と人権のつどい」や平和書道展などを開催。平和祈念式には昨年までに100人を派遣し、約78万羽の折り鶴を届けています。
伝達式では市民公募によって選ばれた小学生と保護者ら4人が、折り鶴約2万8千羽を久嶋市長から手渡されました。
寄せられた折り鶴は、祈念式の前日、平和記念公園の「原爆の子の像」に捧げられます。 折り鶴の受け付けは31日まで。市役所ロビーにコーナーを設置していますので、皆様のご協力をお願いします。
京都府の雨水貯留施設「いろは呑龍トンネル南幹線」の起工式が、7月22日洛西浄化センターで開催されました。
いろは呑龍トンネルは桂川右岸地域の度重なる浸水被害から地域を守るため、平成7年度から整備が進められ、平成23年度までに供用を開始した北幹線第1、2、3号管渠は昨年発生した台風18号でも効果を発揮しました。南幹線が完成すると、現在の約2倍の雨水に対応することができます。
京都府の山田啓二知事が祝辞を述べた後、久嶋務向日市長らが盛り土にくわ入れをして、工事の安全を祈願しました。
市内3中学校の吹奏楽部が出演する「第23回向日市立中学校吹奏楽部合同演奏会」が7月19日、市民会館で開催されました。
各校は、7月31日から開催される京都府吹奏楽コンクールに向けて練習を重ねてきた成果を発表しあうとともに、日頃応援してくれる家族への感謝をこめて演奏しました。
西ノ岡、寺戸、勝山中学校の吹奏楽部からは合計約230人が出演、京都西山高等学校、向陽高等学校の吹奏楽部もゲスト出演し、熱気のある演奏にたくさんの拍手が送られました。
台湾の新竹県教職員訪問団が7月18日、日本の教育の現場を視察するため、向日市の第2向陽小学校を訪れ、授業を参観しました。
台湾の教育界は入試重視の教育で、学びに対する関心を持てなくなってしまう生徒が増加している現状に危機感を抱いています。そこで、日本の教育を参考にするため、今回は、ふるさと学習などさまざまな取り組みを行っている向日市が視察先に選ばれました。
第2向陽小学校では、6年生3学級の「国語」「道徳」「理科」の授業を参観、続く参観後の教員との意見交流会では、「集団での学習の中で、生徒たちは積極的に参加し、協力し合っていた。各教室に貼ってある『心はひとつ 一生懸命』にぴったりだ。感動しました」と感想を述べました。また、廊下の書道作品などの展示に、「勉強する雰囲気ができている」「子どもたちの表現のチャンスになっている」と関心を示していました。
その後、朝堂院公園に移動した訪問団は、ふるさと学習で使われる「AR長岡宮」を体験しました。
厳しい練習を重ね、インターハイなど全国大会に挑む市内在学の選手が、7月15日に市役所を訪れ、久嶋市長らに出場を報告しました。
8月1日から南関東(東京都、千葉県、神奈川県、山梨県)で始まる「平成26年度全国高等学校総合体育大会」出場を報告したのは、京都西山高校ソフトボール部主将の大西ゆりかさん、向陽高校自転車競技部の田渕春歩さんと上羽虎之介さん、体操競技部の北條実羽さんです。
選手は「まわりの期待に応えられるように頑張りたい」「昨年全国大会に出場したときの悔しい思いを晴らしたい」と意気込みを語りました。
第15回全国小学生ABCバドミントン大会に出場する、第2向陽小学校4年生の衣川真生君も喜びを報告しました。衣川君は予選時に足をけがしていたにもかかわらず、試合を勝ち上がり、3、4年生が出場するシングルスの部で全国への切符を獲得。8月16日から熊本県八代市で開催される大会に挑みます。
久嶋市長がエールを送り激励ワッペンを手渡すと、衣川君は全国大会での活躍を誓いました。
西ノ岡中学校の西側にある畑で、例年より早く、市民の花「ひまわり」が咲き誇っています。
皆様に市民の花に親しんでいただこうと、約3,000本が委託された地域の農家組合の手で栽培されました。
見ごろは約1週間です。ぜひご覧ください。
原爆忌に合わせ広島へ届ける「平和の折り鶴」の手渡し式が7月11日と15日に市内の保育所で行われました。
今年度から私立保育所も加わり、市内7保育所の子供たちや保護者が平和への願いを込めて作った合計9,140羽の折り鶴が寄せられました。各保育所を訪れた久嶋市長に5歳児クラスの代表が手渡しました。また、「折り鶴」を歌う保育所もあり、子どもたちは声をそろえて、元気いっぱい歌いました。
久嶋市長は「皆さんが一生懸命折ってくれた折り鶴は、市民代表に広島へ届けてもらいます。夏休みは暑さに気をつけて、元気に遊んでください」と伝え、お礼に子どもたちへ折り紙をプレゼントしました。
各保育所から寄せられた折り鶴は、市民の皆様から寄せられた数万羽の折り鶴とともに市役所ロビー前に展示された後、8月5日に市民代表の手によって広島市平和記念公園の「原爆の子の像」に捧げられます。
7月13日、第23回京都府消防操法大会出場者が第6向陽小学校で操法訓練を実施し、久嶋市長、磯野市議会議長、安田府議会議員らが激励しました。選手たちは、降りしきる雨とぬかるむ足元にもかかわらず、迅速で的確な操法を披露しました。
大会は8月3日に丹波自然公園で開催され、府内の26市町村の消防団がポンプ車からホースを延ばし標的に向かって放水する作業の安全性、正確性、迅速性を競います。向日市からは各分団から選出された本田純班長、清水達也副団長、小寺祐太郎団員、齋藤幸伸団員、山口義和団員、岡田弘毅団員の6人が出場します。
緑化園芸教室が7月12日、市民会館で開催され、約40人が受講しました。
英国王立園芸協会員の福井万利子さんを講師に迎え、「さあ、お花を育てよう!夏の寄せ植えを作りましょう」をテーマに、講義と実習が行われました。
福井さんから、土の選び方、肥料の使い方、水のやり方、花を長く楽しむ育て方などのアドバイスを受けながら、受講者は、ジニア、センニチコウ、コリウス、アイビーを使って、素焼きの鉢にそれぞれの寄せ植えを作りました。
7月10日、市役所で平和書道展の作品審査会が開催され、市内在住の書道家ら4人の審査員が入賞作品7点を選びました。
14回目の今年は550点の応募がありました。心を込めて書かれた作品に各審査員は真剣な面持ちで入賞作品を決めました。
入選者表彰式は、8月9日に開催される「平和と人権のつどい」で行われ、作品は会場の市民会館ホワイエで展示されます。
生命の尊さについて考える「いのちの学習」が7月9日、西ノ岡中学校でありました。
四天王寺学園小・中学校スクールカウンセラーの阪中順子さんが講師を務め、自身が心に悩みを抱えた生徒を指導した経験を踏まえ、命が大切だとわかっていても、なぜ自分や他人を傷つけてしまうのかについて話しながら、生徒と一緒に考えました。また友達の心のSOSには「気付いて、寄り添い、受け止め、信頼できる大人に、つなげよう」の5つが大切であることを強調しました。
生徒は、友達から自分自身の存在を否定するような悩みを打ち明けられたときの話し方にも挑戦。説得、励ます、聞き役に徹するという3パターンを体感し、自らが悩みを抱えたとき誰かに打ち明け、相談するという対処法を学びました。
阪中さんは「もし友達が悩みを抱えていれば、よき聞き役になって受け止めて、失敗や苦しいことがあっても乗り越えてほしい」と思いを伝えました。
京都乙訓ふるさと歴史研究会とむこうまち歴史サークル共催の展示「太閤秀吉と向日町」が、7月6日から文化資料館で開かれています。
向日町と豊臣秀吉の関係は、天正20年に秀吉が西国街道を通って朝鮮出兵へ向かうとき、休憩で立ち寄った場所が向日町であったといわれています。展示には甲冑や陣羽織、同会が制作した金の瓢箪の小馬印、秀吉が向日町で休憩したときの様子を描いた歴史紙芝居などが飾られています。
6日には歴史研究家の伊澤昭二さんが「戦国甲冑の変遷」と題して講演。秀吉をはじめ、織田信長や徳川家康など戦国時代を生き抜いた武将たちが身につけた甲冑について写真を使って説明しました。講演前は同会の中西昌史さんが歴史紙芝居を披露しました。
展示は27日まで開催しています。