更新日:2015年12月10日
長岡宮発掘60周年を記念して、展示「長岡宮発掘」が文化資料館で開かれています。
昭和30年の正月、まぼろしの都とされていた長岡京の宮殿跡が発掘調査によって見つかりました。展示では、発掘の中心人物であった中山修一が昭和11年の地図に長岡京の推定条坊ラインを書き込んだ「長岡京復元図」や、自宅が大極殿跡に隣接していた向日市出身の歴史家 小林清の研究資料などが並びます。都の解明に情熱を傾けた歴史家たちの写真や記録などをとおして当時の様子を紹介しています。
展示は平成27年1月25日まで。
文化資料館の玄関ホールでは、西ノ岡中学校、寺戸中学校の2年生がふるさと学習で学んだ成果を発表しています。それぞれ「職場体験における学習内容をまとめたリーフレット」、「向日市についての学習内容をまとめた掲示物」を展示しています。
展示は平成27年1月25日まで。
第2向陽小学校の5年生92人が、12月22日、旭米収穫後のわらでしめ縄作りに挑戦しました。
児童は今年10月に収穫と脱穀を体験。今回は冬休みを前にお正月飾りを作りました。
縄を編み始めてからしばらくは、思いどおりにいかず苦労していましたが、講師の物集女町ボランティアの方たちの丁寧な指導で、「慣れると楽しい」と話しました。縄を飾りに形成した児童は、完成したしめ縄を満足そうに眺めていました。
「クリスマスコンサート2014」が12月20日、天文館で開催されました。
演奏のu-full(ウフル)は、ギターやアコーデイオンと優しい歌声で、クリスマスソングやオリジナル曲を披露し、プラネタリウム室はクリスマスムードに包まれました。
第1部と2部の間には、当日午後11時頃の向日市で観察できる夜空が映し出され、冬の代表的な星座ついて解説がありました。
参加者した約80人の親子は、ドームに投影された歌詞を見ながら一緒に歌い、音楽と満点の星空が織りなす幻想的な雰囲気の中、一足早いクリスマスを楽しみました。
「女(ひと)と男(ひと)のいきいきフォーラム」が12月20日、市民会館で開催されました。
男性も女性も一人の人間として人権が尊重され、個性と能力を十分発揮することができる男女共同参画社会の実現をめざし、人権週間(12月4日から10日)に合わせて毎年開催されており、今年で25回目を迎えました。
声優などでご活躍中の佐久間レイさんが、「やわらかい心で自分らしく生きる〜子育て上手や生き方上手になれなくても〜」と題して講演。ピアニストの佐田詠夢さんが奏でるピアノの音色にのせて、お芝居のような語りや歌を交えてコンサートのように繰り広げました。
佐久間さんは、「どんなことが起こっても、心をストレッチして柔らかくすることで、折れず起き上ることができます」と優しく語りかけました。
冬休みを前にした12月17日、学校支援地域本部事業の一環として向陽小学校の6年生約90人が、向日区長の嶋田善久さんから書き初めを教わりました。
児童は嶋田さんからきれいな字を書くためのこつとして、筆先の向きに気をつけ、大きく太い字を書いたほうがよいと説明を受けてから、縦と横の線を書く練習をしました。
次に課題「伝統を守る」の5文字を書いて、それぞれの文字のバランスを確かめた後、書き初めに挑戦。手本をよく見て、手首を返さずに腕を使って跳ねたり、しっかりと止めるところなどに注意し、一画ずつ丁寧に筆を進めました。上手に書けた作品を冬休みの宿題として残しておく児童もいました。
オムロンヘルスケア株式会社、京都市、向日市の3者で締結する「京都市及び向日市『新市街地ゾーン』地域防災に関する協定」の調印式が12月11日、オムロンヘルスケア本社で行われました。
10月に交わした向日市と京都市の相互交流宣言に基づき、両市にまたがる「桂川・洛西口新市街地ゾーン」の住民や訪れる方を災害から守るため、3者が連携、協力することを目的に防災協定を結びました。
調印式には宮田喜一郎 オムロンヘルスケア株式会社代表取締役社長、藤田裕之 京都市副市長、久嶋務 向日市長が出席し、協定書に調印しました。
宮田社長は「この地域の安全のため、連携を深めていきたい」と話し、災害時の支援として、避難所に機器を提供し、健康管理に協力することなどを挙げました。久嶋市長は「お互いの絆を深め、皆様の安心・安全のため、防災対策を強化していきたい」と述べました。
向日市と京都市はイオンモールとも地域防災協定を結んでおり、今後、京都銀行や洛南高等学校付属小学校とも同様の協定を締結する予定です。
平和の大切さや人権の尊さを考える「向日市民平和と人権のつどい」が12月6日、市民会館で開催されました。
広島平和記念公園の被爆アオギリの木の下で、たくさんの人々に被爆体験を語った被爆者・故沼田鈴子さんをモデルとした映画「アオギリにたくして」を上映後、実際に広島で語り部として活動する御堂義之さんが、戦争や原爆の悲惨さをご自身の体験を交えて話しました。
会場ロビーでは原子爆弾投下後の広島・長崎の写真などを展示した平和パネル展や人権に関するパネル展も開かれ、親子連れら約200人が来場しました。
12月4日、干支剪画(せんが)教室が寺戸公民館で開かれました。剪画作家の大月透さんを講師に迎え、29人が来年の「未(ひつじ)年」の色紙を作りました。
この教室は、申込当日にいっぱいになる人気講座です。大月さんは「デザインのために、動物園へ羊を見に行きましたが、みんな細い羊ばかりで・・・」と裏話などを交え、楽しい雰囲気の中、説明しました。
参加者は「毎年、何枚か作って知人にプレゼントしているが、とても喜んでもらえる。使う和紙を変えると、また違った雰囲気になり面白い」「今回参加できなかった友人にコピーを頼まれている」などと話しており、その人気ぶりがうかがえました。