「物集女城跡」が国史跡に指定されました
更新日:2024年11月18日
「物集女城跡」が令和6年10月11日付けで国史跡に指定されました。
物集女城跡は向日市物集女町に所在する戦国時代に築かれた中世城館です。
桂川右岸に位置する乙訓郡、葛野郡一帯は西岡と呼ばれ、物集女城は当地域の一帯を本拠とした「国衆」(国人)と呼ばれた在地領主である「物集女氏」の居城でした。
物集女氏は、室町幕府に仕えた小領主「西岡被官衆」の一人で、将軍足利義政の後継者争いを発端とした応仁の乱(1467~77年)後に惣国の結集に参加したと考えられています。
京都近郊に残る中世城館は現存するものは数少なく、府内での中世城館の史跡指定は物集女城跡が初めてとなります。
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