更新日:2015年12月1日
平成25年度予算は、市民生活を守るために創意工夫を凝らし、将来においても安定した向日市を築き、市民福祉の向上のため、積極的な予算編成を行いました。
平成25年度当初予算は「防災・減災対策」「教育・子育ての充実」「環境に配慮したまちづくり」「健康・福祉の向上」の4つを重点施策として、15件の新規事業、9件の拡大事業、30件の継続事業を計上しました。
私は、市民の皆様にお約束した「共有、共鳴そして共生」の理念のもと、「ずっと住み続けたい、活力とやすらぎのあるまち・向日市」を築くため、全身全霊を傾け、職員一丸となって取り組んでまいります。皆様のなお一層のご指導と、温かいご支援、ご協力を、よろしくお願い申し上げます。
向日市長 久嶋 務
平成25年度当初予算が、3月定例市議会で可決されました。
国からの財源を確保できると見込まれることから、当初予算に計上を予定していた事業の一部を前倒しし、平成24年度補正予算と合わせた切れ目のない14か月予算として編成して「市民福祉向上のため、市民の皆様にお約束をした施策を実現する予算」といたしました。
この結果、平成25年度一般会計当初予算は、前年度と比べ0.5パーセント9,000万円増の165億1,000万円となり、これまでで最大の規模となりました。
会計区分 | 予算額 | 前年度比(パーセント) |
---|---|---|
一般会計 | 165億1,000万円 | 0.5増 |
【特別会計】国民健康保険事業 | 58億4,355万円 | 0.4減 |
【特別会計】後期高齢者医療 | 5億7,865万円 | 5.2増 |
【特別会計】介護保険事業 | 34億2,935万円 | 4.9増 |
【特別会計】下水道事業 | 20億156万円 | 0.1増 |
【特別会計】大字寺戸財産区 | 1,297万円 | 1.1減 |
【特別会計】物集女財産区 | 399万円 | 4.0減 |
水道事業会計 | 17億665万円 | 0.1増 |
合計 | 300億8,672万円 | 0.9増 |
平成25年度の本市財政は、歳入面では、税制改正などで、固定資産税や都市計画税の増収が見込まれますが、市民税は、景気低迷に伴う個人所得の減少や企業収益の改善が見込めないため減収が予想されます。
一方、歳出面では、医療費や扶助費などの社会保障関連経費や公債費など義務的経費の一層の増大が予測され、大変厳しい状況が見込まれます。