更新日:2015年11月2日
平成23年度6月補正予算が、6月定例市議会で可決されました。
今回の補正予算は、当初予算が市長選挙前の骨格予算として編成されたため、三期目の久嶋市長がめざす「すべての市民が生き生きと暮らせるまちづくり」や「 にぎわいと活力のある元気なまち」を進めていくための各種施策を積極的に取り上げた内容になっています。
一般会計補正予算総額は、6億6,909万円を計上し、補正後の一般会計予算総額は、当初予算と比較して、4.6%増の167億4,909万円となりました。
会計区分 | 予算額 |
---|---|
一般会計 | 167億4,909万円 |
国民健康保険事業 | 56億3,322万1千円 |
後期高齢者医療 | 5億746万8千円 |
介護保険事業 | 31億4,047万8千円 |
下水道事業 | 20億8,025万円 |
大字寺戸財産区 | 1,620万7千円 |
物集女財産区 | 387万9千円 |
水道事業会計 | 18億451万8千円 |
合計 | 299億3,511万1千円 |
私は、このたびの市長選挙におきまして、多くの市民の皆様にご支持をいただき、三度、向日市政を担わせていただくこととなりました。
これもひとえに、私をご支援していただきました議員各位をはじめ、多くの市民の皆様の温かいご支援のたまものと、心から感謝を申し上げますとともに、厚くお礼を申し上げる次第であります。
市長として改めて市政を預かる責務の重大さを痛感するとともに、今後4年間、私に賜りました市民の皆様のご期待に応え、ふるさと向日市の限りない発展のため、全身全霊を捧げて邁進する決意であります。
議員各位をはじめ、市民の皆様におかれましては、引き続き、温かいご支援、ご協力、そしてご指導をいただきますよう、よろしくお願い申し上げます。
私は、今回の厳しい選挙戦を通じまして、人にやさしい、安心・安全なまちづくり、遅れている都市基盤の整備、にぎわいと活力のあるまちづくりを訴えてまいりました。
市政運営にあたりましては、憲法と地方自治の理念に基づき、市民本位の市政を貫くとともに、国、府および近隣市町と協調・連携し、未来に希望が持てるまちづくりを進めてまいります。
向日市の歴史と文化に誇りを持ち、子どもからお年寄りまで学ぶ喜びを感じられる教育・文化、少子高齢社会を迎え、すべての市民がいつまでも生き生きと暮らせるまちづくりを進めます。
さらに、商工業・観光・都市農業の振興を図り、にぎわいと活力のある元気なまちづくりを進めてまいります。
この基本姿勢にたって、常に市民目線で、市民の立場に立った、市民により身近な市政を心掛け、議会との対話を重視し、向日市を「ずっと住み続けたい、活力とやすらぎのあるまち」へと、皆様とともに築いてまいりたいと考えております。
さて、去る3月11日に発生し、甚大な被害をもたらした東日本大震災により、わが国経済は、先行きが全く不透明な状況となっております。
こうした中にあって、地方自治体を取り巻く行財政環境は、少子高齢社会への対応や医療費などの社会保障関連経費の自然増などが見込まれ、地方財政は、将来にわたり大幅な財源不足が予測されます。
このような厳しい現状を踏まえ、簡素で効率的な行財政システムを確立するため、さらなる行政改革に取り組み、効率的で持続可能な行政への転換が必要不可欠であります。
このため、財政体質の健全化に努める一方、事業の推進にあたりましては、優先順位について厳しい選択を行うなど、限られた財源の重点的な配分と、効率的な執行に徹してまいりたく存じております。
今後、公約の実現に向け、全力を注ぎ、市民の皆様の信託にお応えしていく所存でありますので、議員の皆様をはじめ、市民の皆様の格別のご理解とご協力をよろしくお願いいたします。
向日市長 久嶋 務