更新日:2015年12月1日
平成24年度当初予算が、3月定例市議会で可決されました。
「共有、共鳴そして共生」の理念のもと、「ずっと住み続けたい、活力とやすらぎのあるまち・向日市」を築くため、国の財源確保から当初予算計上予定事業の一部を23年度補正予算に計上し、補正予算と一体化して、「市民生活を守り、将来の向日市を築く予算」として編成しました。
この結果、平成24年度一般会計当初予算は、前年度と比べ3億4,000万円、2.1パーセント増の164億2,000万円となり、これまでで、最大の規模となりました。
会計区分 | 予算額 | 前年度比(パーセント) |
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一般会計 | 164億2,000万円 | 2.1増 |
国民健康保険事業 | 58億6,454万円 | 4.1増 |
後期高齢者医療 | 5億5,017万円 | 8.4増 |
介護保険事業 | 32億6,869万円 | 4.1増 |
下水道事業 | 19億9,915万円 | 3.5減 |
大字寺戸財産区 | 1,312万円 | 19.1減 |
物集女財産区 | 415万円 | 7.1増 |
水道事業会計 | 17億540万円 | 7.9減 |
合計 | 298億2,522万円 | 1.8増 |
平成24年度の本市財政は、歳入面では、依然として続く厳しい経済状況の下、個人所得や法人収益の減少が予測されることから、本市の主要な財源である個人市民税をはじめとする市税の減収が見込まれます。
一方、歳出面では、医療費や扶助費などの社会保障関連経費や公債費など義務的経費の一層の増大が予測され、大変厳しい状況が見込まれます。
こうした財政状況の中、平成24年度一般会計当初予算の基本方針は、一つ目に、厳しい社会情勢、財政状況の中で、「第5次向日市総合計画」を着実に推進し、「活力とやすらぎのあるまち」づくりに取り組むこと、二つ目に、今後の財政状況が不安定、不透明であることから、「向日市行財政改革プログラム」の改革推進項目を着実に推進し、引き続き、行財政改革に取り組むこと、三つ目に、可能な限り無駄を省き、職員の創意・工夫と知恵を結集し、市民ニーズを的確に捉え、市民福祉の向上に取り組むこととして、予算編成を行いました。
この結果、平成24年度当初予算は、「次代を担う子どもたちを育てる施策」「市民の安心・安全のための施策」「本市の将来を見据えた施策」の3つを重点施策として、46件の新規事業、9件の拡大事業、37件の継続事業を計上しました。