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平成31年度当初予算案説明要旨

更新日:2019年7月5日

平成31年度予算については、骨格予算とし、国・府の交付金を活用した事業、人件費、扶助費等の義務的経費や施設運営費をはじめ、既定の事務、事業に係る経常的経費を計上し、投資的経費につきましては、市民生活に支障をきたさないよう、継続事業を中心に計上したところであります。
なお、平成31年度一般会計当初予算額は196億7千万円、また、国民健康保険事業特別会計など6つの特別会計全体で138億4,426万円、水道事業会計で16億309万円、これら8会計を合わせました平成31年度の予算総額は、351億1,736万円となりました。
 
それでは、平成31年度予算の主な施策につきまして、3つの施策の柱に沿ってご説明を申し上げます。

一つ目の、「歴史を活かし、活力と魅力あるまちづくり」におきましては、「都市再生まちづくり推進事業」として、国の交付金を活用し、市内観光拠点の整備、西向日駅周辺の道路美装化を行い、市民交流の場や観光誘客を図るための環境整備を行うとともに、「都市基盤の整備」として、都市計画道路牛ケ瀬勝竜寺線の都市計画変更に必要な予算として、1億8,714万円 を計上いたしました。
二つ目の、「人と暮らしに明るくやさしいまちづくり」におきましては、「少子化対策・子育て支援」につきまして、人口増に伴い高まる保育需要に応えるべく、本年4月から、定員増を伴う公立保育所から民間保育園への移行、小規模保育園2園の新設、定員増を伴う既存保育園の改築など、計59人の定員増を図るなど、保育環境の整備を図るとともに、平成32年4月開園予定の民間保育園の施設整備費に対する補助、1億4,387万円を計上いたしました。
また、放課後児童健全育成事業の充実を図るため、民間事業者による放課後児童クラブの運営に対して補助を行うとともに、入会児童数が増加している第2及び第4留守家庭児童会について、保育室を増築するために必要な予算など、1億 763万円を計上いたしております。
また、国民健康保険事業特別会計への操出金として、6億660万円を計上いたしております。
国保会計につきましては、国保財政の健全化に向け、加入者の皆さまのご理解とご協力のもと、3か年をかけ、この4月に京都府が示す標準保険料に追いつくように取り組んでまいりました。
しかしながら、本年度は、前期高齢者交付金の精算金が2億1千万円もの多大な負担となる中、これ以上の借入や新たな財源の確保が不可能な状況となってきたことから、その他一般会計操出金として1億9千万円を計上いたしてります。
次に、「生活の安心・安全の確保」につきましては、「交通ネットワークの整備」といたしまして、市民の皆様がより安全で便利に生活していただけるよう、コミュニティバスの運行に係る経費といたしまして、 3,220万円 を計上いたしております。
また、「防災力・防犯力の強化」として、道路や公園などに面した危険ブロック塀等の撤去に対する補助や、犯罪の未然防止を図るため、防犯カメラの設置に要する経費を計上し、さらなる生活の安心、安全の確保に努めます。
次に、浸水対策といたしまして、下水道事業特別会計において、和井川1号幹線の雨水トンネル築造に当たって必要となるトンネル内構造物の製造に係る予算として、4 億 7,900万円を計上いたしております。

「ライフラインの強化」につきましては、下水道施設の長寿命化と汚水処理費用の節減を図るため、テレビカメラ調査による汚水管の点検を実施してまいります。

次に、「学校教育の充実」につきましては、第4向陽小学校の児童数増加に伴い、普通教室が不足する見込みであることから、普通教室の増築や、小中学校のトイレ整備など、施設整備に必要な予算といたしまして、3億1,156万円 を計上いたしております。

三つ目の、「信頼と協働で市民の皆様の声が届くまちづくり」につきましては、「行財政運営力の向上」といたしまして、新庁舎の建設に係る実施設計及び工事費、その他新庁舎整備に伴う敷地内施設の整備に要する予算として、7億3,400万円 を計上いたしました。
 続いて、これら事業の財源となります主な歳入についてでありますが、まず、市税では、人口増や新増築家屋に対する固定資産税などによる増収を見込み、2.9パーセント増の80億2千万円を計上いたしました。

次に、地方交付税は、国が公表されております地方財政計画におきまして、臨時財政対策債の発行額について、減額されていることを勘案し、25億2,300万円を計上いたしました。

次に、市債では、総務債6億6,060万円、土木債9億9,100万円、教育債2億7,070万円及び臨時財政対策債6億5,900万円などを計上いたしました。
平成31年度末の地方債現在高見込み額は 163億105万円となり、そのうち臨時財政対策債を除く残高は 65億6,050万円 となる見込みであります。
なお、財政調整基金は、今回 7億 800万円を一般会計に繰入れており、当初予算編成後の残高は 3億 651万円 となる見込みであります。
 
以上が、平成31年度当初予算(案)についての主な施策の概要説明でございます。

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