更新日:2021年9月1日
向日市の竹は90パーセント以上がモウソウ竹です。その筍は、肉質が厚く、歯ざわりもよくて、最高の品質を誇っています。なかでも白子と呼ばれる皮の白い筍は最高級品として親しまれています。エグ味も少なくやわらかいので、ゆでてそのまま食べるのもよし、煮物、酢の物、炒め物など調理法はいろいろです。
向日市の特産物として、筍の次に知られているのがナスです。ツヤツヤした肌がはちきれんばかりのナスは筍とともに品質のよいことで人気があります。
懸がいギクは、断がいから自然に垂れ下がる老木の優美な様をかたどったものといわれています。マダケを使った「棚がい栽培」を行ったのがその始まりで、80年の伝統があります。現在は、「畦立て栽培」を行っており、近畿唯一の生産地として知られています。