更新日:2021年1月25日
今から1200年以上も前、日本の都の中心がここ向日市にありました。
桓武天皇は、延暦3年(西暦784年)に平城京から乙訓郡(向日市、長岡京市、大山崎町、京都市の一部)に都を遷しました。それが長岡京で、東西4,3キロ、南北5,3キロで平城京よりも大きく、ほぼ平安京に匹敵する規模の都でした。
長岡京は京都盆地の南西部にあたる丘陵地帯にあり、付近には桂川、宇治川、木津川、淀川などの大河川が流れ、水陸交通の至便な地でした。
長岡京は、延暦13年(西暦794年)に平安京に遷都されるまでのわずか10年間でしたが、日本の歴史上、重要な時代を築いた都で、その政治・文化の中心が向日市にありました。
向日市はちょうど今の皇居と霞ヶ関にあたり、ここで日本の政治が動かされていたのです。
空から見た長岡京跡a
空から見た長岡京跡b
霞ヶ関の風景
長岡京略年表