森本遺跡
更新日:2018年6月30日
概要
昭和45年(1970年)に市立第3向陽小学校の建設予定地から、弥生時代の水田と、その水路跡が発見されました。
森本遺跡は、静岡県登呂遺跡と並ぶ代表的な弥生時代の水田跡として知られています。遺構からは土器や石器、鍬や石包丁などの農具のほか、非常にめずらしい人面付壺形土器が出土しています。
人面付壺形土器 顔面部片(人面土器)
森本遺跡の水路跡から出土したこの土器は、弥生時代中期前半につくられた壺の一部と考えられています。米づくりが行われていた森本ムラでは、悪霊を祓い豊作を祈るマツリが行われていたようです。これはそのようなマツリで使われる壺だと考えられています。(京都府所有)
所在地
森本町下森本
所有者・管理者
向日市
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