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朝堂院(ちょうどういん)は、宮の中心にある国家の政務・儀式を行う場所です。
朝堂院は南北に長く、長方形と正方形を重ねた形をしています。北側の長方形の区画を大極殿院、南側の正方形の区画を朝堂院と呼びます。長岡京時代の朝堂院は、東西に4つずつ、計8つの建物がありました。ここは、西側の一番南の4番目の堂にあたることから、朝堂院西第四堂といいます。
長岡宮の役所は、朝堂院、内裏、諸官庁と大きく分けられ、朝堂院は宮の中央にあって国家的な儀式を行う場所で、ちょうど今の国会議事堂に相当します。
西第四堂跡は、昭和57年(1982年)の発掘調査により確認されました。平成4年(1992年)に国の史跡に追加指定され、現在は、公園として整備されています。
朝堂院西第四堂跡発掘現場
朝堂院復元模型1
朝堂院復元模型2
公園として整備された朝堂院西第四堂跡
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