更新日:2022年1月28日
本市では毎年12月から3月にかけ、冬季の路面凍結に備えて市道の坂道や橋梁部など凍結しやすい箇所へ凍結防止剤(塩化カルシウム)を設置しています。
主要な市道の一部については路面温度が0℃以下になる恐れがある場合や積雪時に市が凍結防止剤の散布を行っておりますが、全ての道路に散布することは困難です。
そこで、地域の道路につきましては市民の方々に凍結防止剤の散布をお願いしています。
凍結防止剤は最寄りの市道にある設置場所から随時ご使用ください。問い合わせは、向日市道路整備課まで。
散布量の目安
散布量については大気温度や積雪量、雪質などにより大きく異なるため標準量というのがメーカーからも示されていませんが、散布時の目安として下記を参考にしてください。
- 少量の積雪の場合:1平方メートルあたり30グラム~50グラム(30グラムは一握り程度)
- 氷、圧雪、大雪(除雪後)の場合:1平方メートルあたり400グラム~1キログラム程度
効果的な凍結防止剤(塩化カルシウム)の散布方法
- 踏み固められ凍結した道路へ散布する。(降り積った深雪等には効果が上がりません。)
- ムラなく均一に散布する。ただし坂道は上のほうに多めに散布すれば熔け出した液が下に流れ効果的です。
- 一度にたくさん散布するより少量を二度まきするほうが効果的です。(1時間後に路面の状況をみながら散布するなど。)
散布上の注意事項
- アスファルトなどへ予防的にまく場合、ベタついてしまいますので確実に積雪が見込まれる時以外は散布を控えてください。また、まき過ぎてしまうことでかえって滑る場合がありますので注意してください。(特に道路がカーブしている場所では要注意です。)
- コンクリート製の溝や蓋、縁石等への散布は劣化を招きますのでご注意ください。
- 植物に塩化カルシウムを飛散しないよう、充分配慮してください。特に針葉樹の場合注意してください。
- 金属類への直接散布は腐食性があるため避けてください。もし金属類にかかった場合は水で洗浄してください。
- 皮膚に触れないようゴム手袋などを使用してください。万一皮膚に付着した場合は水で洗い流してください。
- 目に入らないよう保護眼鏡等を着用してください。万一目に入った場合にはよく水で洗い流して、専門医の診察を受けてください。