更新日:2015年11月2日
平成23年度当初予算が、3月定例市議会で可決されました。
本年は4月が市長改選期にあたることから、骨格予算とし、国・府の交付金を活用した事業、義務的経費などの経常的経費、継続事業、また、投資的経費についても、学校施設耐震化や土地区画整理事業などの一部の継続事業に限定し、市民生活に支障をきたさないよう編成しました。
一般会計では、前年度と比べ6,000万円、0.4%増の160億8,000万円となりました。
会計区分 | 予算額 | 前年度比(パーセント) |
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一般会計 | 160億8,000万円 | 0.4増 |
国民健康保険事業 | 56億3,243万円 | 5.6増 |
老人保健医療 | - | 皆減 |
後期高齢者医療 | 5億747万円 | 5.0増 |
介護保険事業 | 31億3,859万円 | 5.1増 |
下水道事業 | 20億7,270万円 | 2.4減 |
大字寺戸財産区 | 1,621万円 | 17.4増 |
物集女財産区 | 388万円 | 7.2減 |
水道事業会計 | 18億5,100万円 | 1.3増 |
合計 | 293億228万円 | 1.8増 |
平成23年度の本市財政は、歳入面では、依然として続く厳しい経済状況の下、所得の伸び悩みにより、本市の主要な財源である個人市民税をはじめとする市税の減収が見込まれます。
一方、歳出面では、医療費や扶助費などの社会保障関連経費が大幅に増加するなど、大変厳しい状況が見込まれます。
こうした財政状況の中、平成23年度一般会計当初予算は、一つ目に、厳しい社会情勢、財政状況の中で、「第5次向日市総合計画」を着実に実行し、「活力とやすらぎのあるまち」づくりに取り組むこと、二つ目に、可能な限り無駄を省き、住民福祉の向上を達成するための努力を惜しむことなく、市民ニーズを的確に捉えること、三つ目に、今後の財政状況が不安定、不透明であることから、「向日市行財政改革プログラム」を着実に推進し、引き続き行財政改革に取り組むことを基本方針として、予算編成を行いました。
この結果、平成23年度当初予算は、財政の健全化を基本に、経常経費の洗い直しを行い、徹底した経費の削減、抑制に努め、3件の新規事業、2件の拡大事業、32件の継続事業を計上しました。