更新日:2015年12月10日
緑化月間の取り組みの一つとして6月29日、市民会館で緑化園芸教室が開催されました。
教室には約40人の市民が参加し、英国王立園芸協会員である福井万利子さんの講義と、寄せ植え作りの実習がありました。
講義では「水やりをしたときに水がしみこむスペースを作りましょう」などのアドバイスがあり、熱心にメモを取ったり、講師に質問をする参加者の姿が見られました。
実習で使われたのはローズマリーなど香りの良い植物が多く、参加者はさわやかな香りが広がる会場で思い思いの寄せ植えを作っていました。
平成19年度から行っていた朝堂院跡(阪急西向日駅北側)の整備が完了し6月22日、広場内に設けられた案内所の開所式が行われました。
久嶋市長、荻野浩市議会議長、安田守府議会議員によるテープカットが行われ、関係者や市民など約100人が完成を祝いました。
久嶋市長は「朝堂院跡を拠点として、貴重な歴史遺産である長岡宮とともに向日市を全国に向けて発信していきたい」と挨拶しました。
その後、案内人により、長岡宮など市内にある文化財が紹介され、訪れた方は熱心に聞き入っていました。
6月23日から始まる男女共同参画週間に合わせ20日、その記念講演会が寺戸公民館で開かれ、市民約30人が参加しました。
講演会は、同志社大学政策学部教授川口章さんを講師に迎え「ワークライフバランス−女と男がともに豊かにいきるために−」をテーマとして行われました。川口さんは、現代社会における日本人の長時間労働や世帯の男女別家事時間などの実態を、先進各国と比較しながら解説し、国・企業・個人それぞれの見地からゆとりある「ワークライフバランス」に向けて、その取り組み方法など持論を述べました。
個人レベルでは「健康」「家庭」「自己啓発」「幅広い人付き合い」に対する充実度をあげることが決め手になると、自身を引き合いに出しながら語っていました。
文化資料館では7月25日まで「向日市域の地租改正」と題した企画展を開催しています。
「地租改正」は、領主の土地所有をやめ、村人単位の所有を認めた明治政府の大変革といえる租税制度です。
今回の展示では、「免定」(税の徴収明細書)、「皆済目録」(納税証明書)など「地租改正」以前の文書から、明治時代になり発行された「地券」(土地の権利書)、「野帳」(土地の測量簿)など上植野地区が保有する文書類を公開し、租税制度の移り変わりについて、当時の様子を紹介しています。
元全日本の参河紀久子(みかわ きくこ)さんを招いたバスケットボール教室が6月19日、市民体育館で開かれ、勝山中学校女子バスケットボール部1年生から3年生、30人が参加しました。
乙訓夏季大会まで一か月と迫ったこの日、部員たちは参河さんの指導のもと、ハンドリング、ドリブル、パスなどの基礎練習を行いました。特にチームメートとの連係が欠かせないパスについては、味方の動作を予測し、ボールの向き、速度を考えて出すようにとのアドバイスを受けました。
また試合に際しての心構えや参河さんの現役時代の話などに耳を傾け、聞き入っていました。
参河さんは選手時代、確実に決めるシュートを得意技とし、96年のアトランタオリンピック出場(7位入賞)、その後の引退まで約10年間、日本女子バスケットボール界で活躍しました。
環境保全のため活動している団体「コスモスグループ」が6月18日、物集女町で家庭から出る廃食油の回収を行いました。
毎日の生活から出る天ぷら油などの廃食油をそのまま台所に流したり、償却ごみとして廃棄すると、水質汚染や焼却時の二酸化炭素の発生につながり、周辺環境に悪影響を及ぼします。
そのため、市では、廃食油の回収に必要な物品の貸し出しや情報提供などの支援を行っています。
コスモスグループは、この支援を受け貸与されたポリタンクやのぼり旗を使って廃食油を回収した後、食品リサイクル工場に配送しています。配送された廃食油は、工場内で使用しているボイラーの燃料としてリサイクルされるなど、二酸化炭素の削減に役立てられています。
コスモスグループによる廃食油の回収は、今後、毎月第3金曜日に市内にある会員宅前で行われる予定です。回収場所など詳しくは、会長の山元弘子さん(電話934-6537)へご連絡ください。
京都府で平成23年に行われる「第26回国民文化祭」のPR展示が6月16日から市役所本館1階ロビーや市内にある各コミュニティセンターで始まりました。
国民文化祭は、各地でさまざまな文化・芸術活動に親しんでいる人たちが、活動の成果を発表し、交流する国内最大の文化の祭典で、昭和61年から毎年、各都道府県の持ち回りで開催されています。
展示が始まった6月16日は、京都で行う国民文化祭の500日前にあたることから、京都府内の各自治体では、この日を中心にPR活動を行います。
向日市は、文化祭に切り絵の世界「剪画(せんが)展」を開催するため、そのPRも含め剪画作品とともに国民文化祭を紹介した広報活動用グッズを展示しています。
訪れた方は、剪画のうちわの繊細さに感心し、どのように作ってあるのかと身を乗り出すように見入っていました。
展示は、6月30日まで行われます。
歯科健診や口の中の健康チェックなどを行う「歯のひろば」が6月12日、保健センターで開催され、親子連れを中心に170人が参加しました。
何歳になっても歯や口腔の健康を保ち続けられるよう、ライフステージに合わせた細かな対策を学んでもらうことを目的としています。
この日は、歯科衛生士による歯科健診や骨強度チェックが行われたほか、食生活について考える食育コーナーも設けられました。
「子どもの歯の健康を保つために親はどうすればいいのですか」という参加者からの質問に、歯科衛生士は「みがき残しの多い部分、たとえば奥歯の溝や歯と歯の間などを親が丁寧にみがき直してあげてください」と答えました。
また、「ただし、きっちり歯みがきをしたら虫歯にならないというものではありません。お菓子をだらだら食べ続けないなど口の中に長い間、糖分が残る状態にしないよう気をつける必要があります。歯の健康を保つためには規則正しい食生活をすることが大切です」と指導していました。
韓国で6月26日に開催される「第1回国際親善新体操大会」に招待外国人選手として出場が決まった向陽新体操クラブの選手3人が6月11日、向日市役所を訪れ、久嶋市長にその報告をしました。
韓国で初めて行われる国際大会へ日本選手の出場が実現したのは、同クラブ代表の森嶋由枝代さんが韓国体操連盟の役員と親交が深かったことがきっかけとなりました。
大会では、この3人を含め日本から6人、台湾から3人の計9人の選手が、韓国選手たちとお互いの技術を競い合います。
出場報告をした向陽新体操クラブの八里杏未さん(高校2年生)は「日頃の練習の成果を出し、笑顔で踊りたい」、細川聖彩さん(中学2年生)は
「日本でも新体操を頑張ってるということを見せたい」、磯野有花さん(中学1年生)は「ほかの人よりも輝けるように頑張りたい」とそれぞれ意気込みを話しました。
市と向日市エコ地域推進委員会議は、今年度から生ごみ堆肥化実験モニター事業を実施することとなり、その講習会が6月10日、市役所で開催されました。
堆肥は、生ごみ、腐葉土など微生物がついた土、微生物の餌となる米ぬかを土のう袋に入れて発酵させた後、畑に埋め、再度発酵させると完成します。講習会では推進委員が参加者らに、実際に発酵途中のものを見せながら、手順や材料の分量を説明しました。
秋頃から、できた堆肥を使って大根などの野菜を栽培、その生長過程を観察し、生ごみ堆肥の効能を調べる予定です。
なお実験モニターの追加募集を行います。詳しくは環境政策課環境衛生係(電話075-931-1111内線226)へお問い合わせください。
プロサッカーチーム「京都サンガF.C」による、スポーツアカデミースペシャル(サッカー教室)が6月8日、第5向陽小学校で開かれ、4年生約100人が参加しました。
この教室は、サッカーを通じてスポーツの楽しさを伝えるとともに、地域のスポーツ文化を振興・支援するため、京都パープルサンガが府内の小学校で実施しています。
児童たちは、同チームの技術コーチからサッカーの基礎的な知識を学んだ後、選手と輪になってリフティングに挑戦するなど、ボールを使った指導を受けました。チームに分かれての対戦形式では選手から的確なパスをもらうなどプロ選手の技術を間近に体験し、選手の豪快なシュートが決まると、その迫力に大きな歓声を上げました。
さわやかな晴天に恵まれた6月7日、春季グラウンドゴルフ大会(市老人クラブ連合会主催)が市民ふれあい広場で行われました。
グラウンドゴルフは、15メートルから50メートル先にあるゴールの輪(直径約30センチ)をめがけて、硬球を木製のクラブで打つゴルフに似た競技で、いかに少ない打数でゴールできるかを競います。
この日は市内の各老人クラブに所属する愛好家約70人が参加し、グループに分かれて8つのコースを回り、互いに競い合いました。打球が思わぬ方向に行くと、チームメートから笑い声が起きたり、励ましの言葉がかけられました。
結果は以下のとおりです。
優勝:杉本さん、準優勝:井上さん、第3位:冬木さん、第4位:藤原さん、第5位:浜田さん、第6位:廣田さん(6位タイ年齢順)
日本女子バレーボールVリーグチーム「JTマーヴェラス」の選手9人によるバレーボール教室が6月6日、寺戸中学校の体育館で開催されました。
子どもたちのバレーボール技術の向上とスポーツの楽しさを伝えるため、寺戸中学校教育後援会の主催で行われ、寺戸、西ノ岡両中学校のバレーボールクラブ員と市スポーツ少年団員約70人が参加しました。
教室は、年齢別に分かれてレシーブやトスなど基礎的な練習をした後、世界レベルの技を体験しようと中学校の部員たちがプロ選手から放たれるスパイクを受けました。
教室に参加した寺戸中学校女子バレーボールクラブキャプテンの大田鈴花さんは「プロ選手の皆さんが、楽しくバレーボールをやっている姿を見て、私たちも楽しみながらやっていこうと思いました。そして、この貴重な経験を生かして、これからも頑張っていきたい」と話しました。
また、2日前に誕生日を迎え、教室の参加者から祝福を受けたJTマーヴェラスのウイングスパイカー西山由樹選手は「子どもたちと普段ふれあう機会が少ないので、教室でバレーボールを教えることは楽しいですし、なにより直にふれあうことができてとてもうれしかったです」と語りました。
向日市にある6つの消防団が6月6日、消防技術の向上と各分団の連携を深めることを目的とした消防団分団合同訓練を向日町競輪場で実施しました。
「自分たちの町は自分たちで守る」という精神のもと民間の有志によって組織されている消防団の団員は、普段は各自の職業に就きながら、必要に応じ消防活動に従事しています。
この日の訓練では、建物火災で中継放水が必要な場面を想定し行われ、2つの分団ごとに連携の取り方などを再確認しました。
訓練後、橋本向日消防副署長は、「火災に同じものは一つとしてありません。ですから日々訓練を行い、本番のとき慌てることのないよう連携を深めておくことが必要です。そのためにも、皆さんには、一人ひとりの役割分担を徹底するなど基本に忠実に訓練を行ってほしいと思います」と講評しました。
水道週間(6月1日から7日)に合わせ6月1日、水道の大切さを呼びかける広報活動が向日町サティ前や阪急東向日駅周辺で行われました。
水道を中心に「水」、特に飲料水、家庭用水に対する認識を高めることを目的として昭和34年に水道週間が定められました。52回目となる今回の標語は、「水道に 寄せる信頼 飲む安心」です。
この日の広報活動では、和田副市長をはじめ、市指定上下水道協同組合、水道メンテナンス、市の職員など15人が参加し、広報チラシなどを買物客らに手渡しながら、「水を大切に使ってください」と呼びかけました。
第26回国民文化祭・京都2011 向日市主催事業 切り絵の世界「剪画展」一般公募展 受賞作品一覧