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台風が迫る雨の中、突然わが家にやってきた子猫が、この8月でついに4歳になりました。
「逃げるのも疲れたから、飼われてやるか」というふうたの心の声 (?)が聞こえたあの日から丸4年。今ではすっかりわが家の主のような顔をして暮らしています。
これまでのコラムでもお伝えした通り、相変わらず抱っこは嫌がりますし、爪切りとなれば今でも格闘戦です。また、外への興味も衰えることなく、玄関や窓が開く一瞬の隙を、実に鋭い目で狙っています。一方で、ふとした瞬間に足元に寄り添ってきたり、膝の上に乗ってきてお尻を持ち上げながら「トントンして」と催促してきたりします。
そんなマイペースな彼とのやり取りが、私にとって何よりの心の安らぎになっています。
こうしたペットとの絆は、単なる癒やしにとどまりません。動物と暮らすことで、孤独感が和らいだり、日々の暮らしに張り合いが生まれたりすることもあります。ふうたがわが家にもたらしてくれたのは、笑顔だけでなく、家族の会話を増やし、家の中を明るくしてくれる、目に見えないぬくもりだったのだと改めて実感しています。
向日市では、「人と猫との調和のとれた共生社会の実現」を掲げ、飼い主のいない猫の避妊・去勢手術への補助など、命を大切にするまちづくりを進めています。4年前、消えてしまっていたかもしれない小さな命が、今こうして私に幸せを届けてくれている。その重みを胸に、これからも、人と動物が共に穏やかに暮らせる温かなまちを目指していきたいと考えています。
さて、気になる「家族内ランキング」ですが……4年経った今も、私は三番手の座を脱することができていないようです(笑)。それでも、4歳のふうたと過ごすこれからの毎日が、ますます楽しみでなりません。
向日市長 安田 守