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平成23年度当初予算:水道事業会計及び公共下水道事業会計
平成23年度水道事業会計予算は、料金収入が減少傾向にある厳しい経営状況の中、引き続き、経常的な経費の削減に努める一方、安全で良質な水道水を安定供給するために、老朽管の更新や施設の維持管理などに計画的に取り組んでいきます。
まず、収益的収支の収入では、前年度とほぼ同額の13億8,520万円を見込みました。
支出では、鉛給水管の取り替えや漏水調査などの事業を進めるため、前年度に比べ1,414万円増の13億6,580万円を計上しました。これにより収支差引は1,940万円(税込み)の黒字予算となります。
一方、資本的収支の収入では、老朽配水管更新のための企業債の発行など、前年度に比べ5,375万円増の1億7,440万円を、また支出では、老朽配水管更新や浄水場施設の更新費用など、前年度より898万円増の4億8,520万円を計上しました。
収益的収支
経営活動に伴う予算で、収入は水道料金を主なものとし、支出は受水費、減価償却費、人件費、修繕費などが含まれます。
区分 | 予算額(税込) | 対前年度比(パーセント) |
---|---|---|
収益的収入 | 13億8,520万円 | 0.0 |
収益的支出 | 13億6,580万円 | +1.0 |
資本的収支
施設の建設・改良などに伴う予算で、企業債、工事負担金などを収入とし、建設改良費や企業債償還金などの支出財源です。
区分 | 予算額(税込) | 対前年度比(パーセント) |
---|---|---|
資本的収入 | 1億7,440万円 | +44.6 |
資本的支出 | 4億8,520万円 | +1.9 |
不足額の3億1,080万円は、減価償却費などの留保資金で補てんします。
主な事業
- 鉛給水管の布設替工事
- 給配水管の漏水調査
- 老朽配水管の布設替工事
- 物集女西浄水場中央監視制御設備更新