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平成24年度当初予算:水道事業会計及び公共下水道事業会計
平成24年度水道事業会計予算は、料金収入が減少傾向にある厳しい経営状況の中、引き続き経常的な経費の削減に努める一方、安全で良質な水道水を安定供給するために、老朽管の更新や施設の維持管理など計画的に取り組んでいきます。
まず、収益的収支の収入では、平成23年6月の料金値下げや給水量の減少などにより、前年度に比べ4,936万円減の13億3,584万円を見込みました。
支出では、浄水場施設の耐震診断や鉛給水管の取り替えなどの事業を進める一方、受水費の減少などで、前年度に比べ4,523万円減の13億2,057万円を計上しました。これにより収支差引は1,527万円(税込み)の黒字予算となります。
一方、資本的収支の収入では、老朽配水管更新のための企業債の発行など1億7,257万円を、また支出では、老朽配水管布設替え、給水車の購入や浄水場施設の更新費用など3億8,482万円を計上しました。
収益的収支
経営活動に伴う予算で、収入は水道料金を主なものとし、支出は受水費、減価償却費、人件費、修繕費などが含まれます。
区分 | 予算額(税込) | 対前年度比(パーセント) |
---|---|---|
収益的収入 | 13億3,584万円 | -3.6 |
収益的支出 | 13億2,057万円 | -3.3 |
施設の建設・改良などに伴う予算で、企業債、工事負担金などを収入とし、建設改良費や企業債償還金などの支出財源です。
区分 | 予算額(税込) | 対前年度比(パーセント) |
---|---|---|
資本的収入 | 1億7,257万円 | -1.0 |
資本的支出 | 3億8,482万円 | -20.7 |
不足額の2億1,225万円は、減価償却費などの留保資金で補てんします。
主な事業
- 物集女西浄水場施設と上植野浄水場配水塔の耐震診断
- 管路更新計画策定に伴う調査
- 配水管ループ化事業
- 老朽配水管布設替事業
- 給水車購入