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戦場・軍隊生活
記録日誌
乙訓・葛野両郡境界付近で機動演習が実施された時の記録
「記録日誌」明治33年(1900)11月20日〜23日条 寺戸区有文書
寺戸町連合自治会所蔵

大阪の第四師団が、寺戸・物集女から川岡・下津林までの一帯で実施した機動演習のようすを、几帳面な文字で詳細に記す。前々日から肥壺(こえつぼ)にフタをしたり宿泊の準備をし、22日当日は騎馬兵や歩兵が運動、車塚に布陣する砲兵の発火で山野が震動、見物人が演習地内に立ち入り巡査・憲兵が制止に走り回るなどの混雑ぶりを伝える。終了後、午後6時には宿割りし蒲団(ふとん)の手配など、翌朝5時半の出発まで寺戸区事務所の役員たちは忙しく対応している。
教育漫画軍隊生活全集(絵はがき)「入営から除隊まで」荒井一壽筆

入営から除隊までの軍隊生活の様子を32枚の絵葉書にしたもの。「起床」「掃除」「食事」「歩哨(ほしょう)」「中隊当番」「武器手入」「面会所」「演芸会」「捧銃(ほうじゅう)」「斥候(せっこう)」など、入営から除隊までの軍隊生活の具体的なようすがユーモラスな漫画で描かれる。
図嚢(ずのう)

地図などを入れて携行する革製の小型のかばん。軍人が多く用いた。
写真は、向日町商店街で製麺業を営む商家に残されていたもの。
慰問袋

戦時中、出征兵士を慰めるために、手紙や娯楽物、日常品などを戦地に送ったもの。
写真は向日市森本町のあるお宅に保管されていた小長持に収められていた慰問袋で、北海道岩見沢市の婦人部から贈られたもの。現在中に入っているのは本来の納入品ではなく、薬品と思われるガラスの小瓶や赤十字のワッペンなどが入っている。


