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帯状疱疹ワクチン予防接種費用を一部助成します
帯状疱疹とは
帯状疱疹は、水痘(みずぼうそう)と同じウイルスが原因で起こる皮膚疾患です。水痘が治癒した後もウイルスが神経に潜伏し、免疫低下や加齢に伴い、ウイルスが再び活性化することによって発症します。
皮膚症状の特徴として、皮膚に分布している神経に沿って、水疱が帯状に出現します。通常、皮膚症状の出現2〜3日前からかゆみや痛みが出現し、初期は皮膚が赤く腫れます。1週間程度経過すると、水疱が多発するようになり、発熱、頭痛、リンパ節腫脹などの症状も出現する場合があります。通常、2週間から4週間で水疱が破れてかさぶたになり、皮膚症状が正常に戻ります。
合併症として、最も一般的な症状は 『帯状疱疹後神経痛』と呼ばれる長期の神経痛です。この神経痛は、3か月以上続く疼痛で、帯状疱疹患者の10%から50%に出現し、高齢になるほど多くみられます。
対象者
- 接種日に向日市に住民登録があり、向日市に居住されている方
- 接種日に50歳以上の方
- 帯状疱疹ワクチン定期接種(生ワクチン又は不活化ワクチン)を受けていない方(但し、定期接種で不活化ワクチンを1回目のみ接種の方は、2回目は助成対象)
(注釈) 令和7年4月1日以降の接種分が対象です
(注釈)過去に帯状疱疹ワクチン任意接種の助成を受けた方は、対象外です。
助成内容
償還払い(医療機関で費用の全額をお支払いいただき、後で申請していただくことで費用の一部を払い戻しいたします。)
助成金額 | 助成回数 | |
不活化ワクチン (乾燥組換え帯状疱疹ワクチン) |
10,000円(上限) | 2回 |
定期接種で不活化ワクチンを1回目のみ接種された方は、残りの1回 |
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生ワクチン (乾燥弱毒生水痘ワクチン) |
4,000円(上限) | 1回 |
- 助成金額は、かかった費用の2分の1です。
- 帯状疱疹ワクチン予防接種費用の助成が受けられるのは生涯に一度限り(いずれか片方のワクチンのみ)です。
予診票、医療機関について
- 各医療機関にある予診票をお使いください。向日市指定の予診票はありません。
- 全国どこの医療機関で接種をされても助成の対象になります。取り扱うワクチンの種類、接種費用等は医療機関によって異なります。
申請について
申請受付開始日
令和7年4月1日
助成対象期間
令和7年4月1日から令和8年3月31日まで
(令和7年4月1日以後に受けた帯状疱疹の予防接種が対象です)
申請期限
令和8年3月31日まで
申請書類
- 向日市帯状疱疹ワクチン予防接種費用助成事業申請書兼助成金請求書
以下からダウンロードできます。
(添付書類)
- 領収書(写し可)
- 領収書に被接種者氏名、接種日及びワクチンの種類の記載がない場合には、確認できる書類(接種済み証、予診票の控え等)
- 振込先が分かる書類の写し(通帳、キャッシュカード等)
(注釈)振込先口座は被接種者本人名義の口座に限ります。
窓口、郵送又は電子申請で申請書類をご提出ください。
不活化ワクチンの場合は、2回接種後まとめて申請いただけます。
窓口申請先
〒617-8772
京都府向日市寺戸町小佃5番地の1
向日市市民サービス部健康推進課
(向日市役所東向日別館4階)
郵送申請先
〒617-8665
京都府向日市寺戸町中野20
向日市市民サービス部健康推進課
電子申請
電子申請は、以下のリンクをクリック、又はQRコードをご利用ください。
京都府市町村共同電子申請システム<外部リンク>
申請前の注意事項
書類が不足していたり、記入漏れ等があると、助成金の交付までお時間がかかることがあります。申請前に再度確認をお願いいたします。
その他の注意事項
- 助成金申請受付後、内容を審査し、交付決定の場合は、助成金申請受付日から約2か月程度で指定された口座に振り込みます。なお、申請状況によりお時間をいただく場合があります。
- 書類の内容について確認するため、電話またはメールにてご連絡する場合があります。
- 交付決定通知書の送付はありません。
任意接種の健康被害救済制度について
任意の予防接種であるため、予防接種法に基づく救済措置はありません。
独立行政法人医薬品医療機器総合機構法に基づく医薬品副作用被害救済制度によって、一定の給付が行われる場合があります。
独立行政法人 医薬品医療機器総合機構<外部リンク>