更新日:2015年12月8日
毎年恒例の朝掘たけのこ直売会が4月28日、京都中央農協東向日支店前で開かれました。
春先の寒さの影響で、例年と比べ収穫時期が遅れていたものの、ここ数日の気温の上昇で一気に最盛期となり、直売会場には約350キロのたけのこが用意されました。
やわらかく、えぐみが少ないことで知られる向日市産のたけのこが、1.5キロあたり500円から購入できることから、販売開始を待つ多くの人が列をつくりました。
「今朝収穫したばかりなので、ゆでる際に米ぬかを入れる必要がなく、たけのこ本来の風味が味わえますよ」という売り込みの声が飛び交う中、たけのこは1時間余りで完売しました。
窓やベランダにゴーヤーなどの植物で、緑のカーテンを作る方法を学ぶ「グリーンカーテン講習会」が、4月25日に市民会館で開催されました。
グリーンカーテンは日差しを遮るとともに、葉から水分が蒸散することで、周囲の温度と比べ5度程度下げることが可能であり、家庭でできる地球温暖化対策として期待されています。
講習会では、向日市エコ地域推進委員の谷本於規光さんが育てるポイントが土作りであることや、生ごみを利用する環境に配慮した堆肥作りについて説明しました。
また同委員の米津惟さんは、第4向陽小学校で4年にわたり児童にグリーンカーテンの育て方を指導してきた経験から、育てたゴーヤーを食べた児童に「美味しかった」と声をかけてもらうことが嬉しいと話しました。
約50人の受講者は、和やかな雰囲気のなか、「へぇー、ほー」と感心しながら、育て方や調理方法に熱心に耳を傾けていました。
市制40周年記念事業の市主催事業第1弾として、市民会館で4月21日、天文講座「太陽の魅力と金環日食」が開催されました。
太陽がどのような天体であるかや、5月21日の金環日食を安全に観察する方法などを、滋賀大学教育学部准教授の大山真満さんが解説、市内外から約70人が参加しました。
大山さんは、太陽の構造や太陽で起きている現象などを、エックス線で観察できる最新映像を交えながら説明し、身近な太陽が変化の激しい世界であることを伝えました。
また、日食が起きるしくみなどもスライドで説明し、「金環日食中も太陽はまぶしく、真っ暗にはなりません。日食専用グラスを使うなどして安全に見てください」と注意を呼びかけました。
向日市で金環日食が観察できるのは282年ぶりで、午前7時29分頃から約2分間続きます。
第2向陽小学校で「旭米」について学ぶ授業が4月19日に行われました。
「旭米」は「コシヒカリ」や「ササニシキ」などおいしいお米として日本で親しまれている品種のルーツとして知られています。
明治末期、物集女町で農業を営む山本新次郎によって発見され、害虫や悪天候に強い新品種として、西日本を中心に広がりました。
今年度、同校では地元発祥の「旭米」を栽培するプロジェクトを実施し、5年生が地元の水田で田植えや収穫作業を行います。
この日は地元農家の方から「米」の漢字が八十八もの手順や手間がかかることを意味しているというお話を聞き、米作りの大変さを学びました。
また一足先に「旭米」で作ったおにぎりでその美味しさを実感しました。
中国のテレビ局「中国中央電視台」が4月15日、文化資料館でテレビ番組「日本文明」の撮影を行いました。
大陸からの渡来人である「秦氏」の歴史を追う内容で、奈良や大阪、京都などで約2週間にわたり、遺跡などを取材。文化資料館では、長岡京の建設に秦氏が果たした役割や、日本古代の都造営に中国の宮都が与えた影響などについて、水谷千秋さん(堺女子短期大学准教授・向日市在住)から解説を受けました。
東院跡の木簡や墨書土器、朝堂院復原模型の前で水谷さんが説明すると、出演者だけでなく撮影スタッフも熱心に聞き入り、撮影終了後も、館内をじっくり見て回っていました。
4月8日に開催された、第41回中信杯全京都学童軟式野球春季大会ジュニアの部で、市内の学童野球チーム「向日ウイングス」が優勝を果たしました。
チームは4月12日、優勝旗とメダルを携えて市役所を訪問し、久嶋市長に優勝を報告しました。
総監督の吉岡隆さんが、昨年の春季大会は準優勝でしたが、今大会は全員野球で頂点に立ち、雪辱を果たしたことを伝えました。
市長は「優勝おめでとうございます。一つのことに一生懸命になれば、自信につながります。甲子園を目指して、これからも練習を頑張ってください」と栄誉をたたえ、選手たちを激励しました。
同席した12人の選手たちは、緊張しながらも、ハキハキとしっかりとした口調で市長の質問に答えました。
商工会主催の桜まつりが4月7日と8日、向日神社で行われました。
昨年は東日本大震災の影響により、中止となったため、2年ぶりの開催となりました。
京都西山高等学校の吹奏楽部による演奏がオープニングを飾り、舞楽殿では琴の演奏やダンスなど多彩なパフォーマンスで賑わいました。
多数の模擬店やのぼりがまつりの雰囲気を盛り上げ、訪れた人たちは華やかな桜の季節を楽しみました。
春の全国交通安全運動初日の4月6日、「京の春 笑顔こぼれる ゆずりあい」をスローガンに、阪急東向日駅周辺で街頭広報活動が行われました。
久嶋市長をはじめ、伊原向日町警察署長、向日市交通対策協議会、乙訓安全協会、乙訓地域交通安全活動推進委員協議会の会員約30人が参加しました。
子どもと高齢者の交通事故を防止することを掲げ、広報チラシやライトを街行く人たちに手渡し、自転車の安全利用、車運転時はシートベルト・チャイルドシート着用を徹底するなどを呼びかけました。
春の全国交通安全運動は、15日まで行われます。
市立図書館は空調設備工事を完了し、4月5日に再開しました。
閉館中は貸し出しが限られていましたが、再開後は通常通り1人10点まで、2週間借りられます。館内は天井を改修、照明もより明るくなりました。
閉館中、皆様にはご迷惑をお掛けしましたが、新しく快適になりました市立図書館をぜひ、ご利用ください。
3月31日から文化資料館に「バーチャル長岡京3Dマップ」が設置され、来館者を楽しませています。
タッチパネルに対応した52インチのモニターで画面上に再現された長岡京を散策したり、甲子園や京都御所などと長岡京の大きさを比較することができます。また、CGアニメーションや、資料館所蔵の写真も公開しています。
大画面に直接触れながら、古代の都・長岡京や、向日市に残る歴史、文化財を体感してください。