更新日:2015年12月10日
清掃活動を通し、市民の皆様と一体となって清潔で美しいまちをつくる「ごみゼロ・向日市一斉クリーン作戦(一斉清掃)」が11月25日、市内各所で行われました。
吐く息も白くなる寒い朝にもかかわらず、町内会や自治会、ボランティアグループなど約210団体、総勢約2,500人にご参加いただき、たばこの吸い殻や空き缶などのごみを回収しました。
また排水路や落ち葉清掃を行う団体もあり、参加者が力を合わせ、市内をきれいにしました。
この日のクリーン作戦で、合計3.4トン(燃えるごみ2.0トン、空き缶・ペットボトルなどの資源ごみ0.1トン、泥1.3トン)のごみを収集することができました。ご協力いただきありがとうございました。
歌舞伎役者の中村吉右衛門さんが11月22日、第2向陽小学校を訪問し、歌舞伎の実演や児童に演技指導を行いました。
吉右衛門さんは、文化庁の文化芸術体験事業の一環として、全国の小学校で巡回公演、日本の伝統芸能の魅力を伝えています。ポーズを決めて、動きを止める「見得(みえ)」を指導したり、舞台に登場する生き物や太鼓、三味線といった楽器を使って表現する雨、風、波の音など歌舞伎のさまざまな演出、工夫を紹介しました。
また、代表の児童が壇上で立ち回りを発表し、堂々とした演技を披露。「初めてで難しかったけれど、うまくできて良かった。楽しかった」と感想を話しました。
休憩時間には、歌舞伎で使う楽器や道具を実際に使ったり、吉右衛門さんが先生に隈取りの化粧をする様子を間近で見学しました。
その後、長唄とお囃子の演奏、男形、女形の舞踊が披露され、児童らは迫力ある本物の舞台を楽しみました。
女性に対する暴力をなくす運動(11月12日から25日)に合わせた関連講座が、11月22日、市民会館でありました。
ジェンダーに関する調査研究や人権教育などに取り組むNPO法人SEAN(シーン)の遠矢家永子さん(副理事長・事務局長)を講師に招き、「今ドキの恋愛事情~デートDVを知っていますか?~」と題した講演会を開催、約20人が参加しました。
遠矢さんは、「女の子はかわいく」「男の子は泣かない」などの性別による思い込みが社会的・文化的につくられ、育ちの中でとらわれていく現状や、暴力を受けている人は、愛情を実感するために暴力を肯定してしまうという構造などを説明し、「相手に対するイメージは現実の姿と一致するものではないのに、現実をイメージに合わせようとして暴力が生まれてしまいます。被害者・加害者にさせないためにも、年齢に応じた予防教育を繰り返し、『安心、信頼、尊重』の関係と『支配、管理、所有』の関係の違いを見極める力を育むことが大切です」と話しました。
参加者は大きくうなずいたり熱心にメモを取るなどして、講演から学んでいました。
総合的な学習の時間での学習成果を発表する児童発表会が11月21日、第4向陽小学校で行われました。
自分たちの学習成果を分かりやすく伝えようと、各学年が工夫を凝らして発表しました
4年生は、京都の竹について学んだことをマルバツクイズで出題したあと、竹を使ったリズムアンサンブル「ありっ“たけ”のミュージック」を演奏。竹を竹でたたき、音色を響かせました。
6年生は、翌日に控えた能発表会のリハーサルを兼ねて、能の演目を劇やニュース仕立てで紹介しました。漫才風に演じた場面もあり、見学していた児童からは笑い声が上がりました。
本番では、6年生に能を指導する能楽師・吉田篤史さん(観世流シテ方準職分)による能の解説と舞の披露もありました。吉田さんは向日市在住で、同校出身。平成23年には向日市ひまわり栄誉賞を受賞されています。
児童らの元気いっぱいの発表に、会場からは拍手が送られ、保護者がカメラやビデオで撮影する姿も見られました。
「5万人のふれあい」をテーマに、「向日市まつり」が、11月17日と18日、向日町競輪場で開催されました。
市や市商工会、京都中央農業協同組合でつくる向日市まつり実行委員会が毎年開催しており、今年で34回を迎えました。
17日はあいにくの雨でしたが、18日は好天に恵まれ、家族連れなど多くの人が会場を訪れました。
会場には、新鮮な野菜、鉢花を販売する農業コーナーや地元飲食店による屋台、けん玉などの昔遊びコーナーが並びました。また、市制施行40周年を記念し、長岡京時代衣裳行列や「わたしの向日市」の歌・作曲を手がける「ダ・カーポ」が登場するなど、多彩な催しがまつりを盛り上げました。
訪れた人たちは、おいしい食べ物や華やかなステージ発表など、思い思いにまつりを楽しみ、秋のひとときを満喫しました。
2日間にわたって催された向日市まつりの会場に、長岡京時代の衣装を着、手づくりかぶとをかぶった行列が現れました。市制施行40周年記念の市民提案事業で、行列の参加者も市民公募で決まりました。
まつり初日の11月17日は、長岡京時代衣裳行列がまつりステージに登場。古代衣装を研究・製作されている山口千代子さんが衣装の解説をしました。
行列には、平成5年の向日市まつりで行われた「かぐや姫行列」に参加した渡邉真理さん(写真中央)の姿も。「かぐや姫として行列に参加したことを思い出し、応募しました。親子で参加でき、うれしく思います」と笑顔を見せていました。
2日目の18日は、西岡衆子ども武者行列がまつり会場内外を練り歩きました。参加した小学生は、手づくりかぶとを頭にかぶり、ほら貝や太鼓の音色とともにしっかりとした足取りで行進。晩秋の空の下、かつて都のあった向日市に、いにしえの空気がよみがえりました。
平成24年全国火災予防運動期間(11月9日から15日)に合わせ、向日市役所で消防訓練が行われ、市職員約60人が参加しました。
本館2階の湯沸場から出火し、職員が消火器や屋内消火栓を使い初期消火活動をするものの、火勢が強く3階まで延焼、と想定、建物への放水や、避難誘導、負傷者の救護などを訓練しました。
職員は万一の事態に迅速に対応できるよう真剣に取り組み、防火への意識を高めました。
11月16日の創立記念日を前に、向陽小学校で14日、航空写真撮影会がありました。
創立140周年を記念して同校PTAが主催し、卒業生や地域の方などに参加を呼び掛けていました。
約650人の児童や教師が、ピンク、黄色、水色の画用紙を持ってグラウンドに並び、桜をモチーフにした向陽小学校の校章をつくりました。撮影された写真には、8月に竣工した新校舎や約100人参加者がともに写っています。
田中校長は「向陽小学校の卒業生であることに誇りを持っておられる方がたくさんいます。140年という節目を祝うことができ、うれしく思います」と語りました。
参加者全員での記念撮影もあり、笑顔の児童らが元気よく手を振る姿も見られました。
向日市障がい者の日「みんなのつどい」が11月11日、市民会館で開催され、約250人が参加しました。
向日市ろうあ協会・乙訓手話サークル「でんでん虫」による手話コーラスがオープニングを飾り、「さんぽ」を参加者と手話で合唱しました。
講演では、精神科医で立教大学教授の香山リカさんが、「生きる力をつける処方箋」と題して話しました。香山さんは「心の病は誰もがかかり得る病気ですが、先入観や誤解によって相談しづらい雰囲気があります」と精神科医としての経験を語り、「自分をねぎらい、褒める習慣をつくってください。相手に弱みを見せることは恥ずかしいことではありません。お互いの力に頼りながら生活することも大切です」とアドバイスしました。
来場者は時折うなずいたりしながら、香山さんの講演に聞き入っていました。
市制施行40周年記念事業として向日市中学生英語スピーチ大会が11月10日、市民会館で開かれました。
本大会は英語を通じて、言語や文化に対する理解を深め、コミュニケーション能力の基礎を養うことを目的に開催しており、今年で10回目となります。
市内の中学1年生から3年生30人が参加し、1年生は2人1組の会話形式、2年生は4つの物語から1つを選択して暗唱、3年生は自由テーマで英作文した意見を発表しました。
参加した中学生たちは、発音、リズム、イントネーションなどに気をつけ、身ぶり手ぶりや声に強弱をつけて、課題を発表したり、自分の思いを英語で表現しました。
発表後には、京都西山高等学校の生徒が英語の合唱を披露し、大会を盛り上げました。
向日市卓球協会は設立30周年を記念して11月9日、市民体育館に卓球台2台を寄贈しました。
同協会は設立以来、各種卓球大会を開催するなどスポーツの普及と振興に貢献されており、その功績から今年度ひまわり栄誉賞を受賞されました。
久嶋市長はお礼の言葉を述べるとともに、感謝状を会長の鈴木勝彦さんへ手渡しました。
この卓球台は市民体育館で開催するイベントや各種大会などで使用する予定です。
第16回MOA美術館向日市児童作品展が、11月9日から市民会館で開催されています。
子どもたちの創造活動を奨励することで「心ゆたかな人間」になってくれることを目的に実施しており、今年は市内の小学校から寄せられた絵画240点、書写137点の計377点が展示されています。
来場者は、「楽しかったこと」「あじさい」などを題材に描かれた個性豊かな絵画や、バランスが良く、のびのびと書かれた書写を鑑賞しました。
作品展は11日まで行われますので、ぜひご覧ください。
市内3中学校の2年生が、10月30日から11月9日まで向日市内や近隣市町の公共施設、事業所、商店などで職場体験活動を行っています。
さまざまな職場で仕事を体験することを通し、働く喜び、苦労、社会的意識や役割を理解し、自分自身の生き方を考える機会にすることが目的です。
受け入れ先の一つである図書館では、本の貸し出しや返却作業を体験。また消防署では、消防車の装備について説明を受けたり、実際にホースの筒先を持ち、放水活動を行いました。
職場体験活動を行った生徒は「普段見ることができないような職場の裏側を体験することができて楽しいです」と充実した表情で話していました。
緑化園芸教室が11月6日、市民会館で開催され、約40人が参加しました。
英国王立園芸協会員の福井万利子さんを講師に迎え、「庭がなくても楽しめる!メッシュかごで作るハンギングバスケット」をテーマに、講義と実習が行われました。
講師から、きれいに見える配置の方法などのアドバイスを受けた後、参加者は、ビオラ、タイム、アリッサムを使って、バスケットという小さな空間にそれぞれのアレンジを楽しんでいました。
新しい消防ポンプ車が向日市消防団第1分団に配車され、11月4日に配車式が行われました。
消防団消防車両更新計画に基づいて毎年更新しており、今回の更新で市内6分団全ての消防車両が新しくなりました。
従来の1.4倍の放水能力があるポンプや、チェーンソー、コンクリート破壊器具などの資機材を備えており、消防団が行える救助活動に厚みが増しました。
第35回向日市民音楽祭が11月3日、市民会館で行われました。
従来からのコーラスに、市制施行と市民会館開館の40周年を記念して設けられた「アンサンブルの部」を加えた2部構成で開催され、19組が参加しました。
参加者は有名なコーラス曲や歌謡曲などで日頃の練習成果を披露。アンサンブルの部ではクラシック曲の演奏もあり、訪れた聴衆は美しい歌声と音色に聞き入りました。
気持ちよく晴れた11月3日、市制施行40周年記念事業「2012向日市健康ウオーク」が開催されました。京都府立医科大学、オムロンヘルスケア株式会社、向日市の3者による「市民の健康づくりに関する協定」締結後、初めての事業です。
日本ウオーキング協会指導員によるウオーキング講座を受けた後、オムロンヘルスケア社を出発し、物集女車塚古墳や竹の径、向日神社など市内の名所を巡る約7キロメートルのコースを歩きました。
講座で学んだ「自分の心拍数に合わせて歩きましょう」「耳、肩、腰、膝、足首が一直線になるように」などのポイントに注意しながら、約300人が市内をウオーキング。ゴール後は商工会会員の飲食ブースや抽選会を楽しみ、秋の1日を満喫しました。
第2向陽小学校の5年生108人が11月2日、春から栽培を始め、収穫した「旭米」でおにぎりを作り味わいました。
同小学校は本年度ふるさと学習の一環として、物集女町発祥の「旭米」栽培プロジェクトに挑戦。このプロジェクトは米作りの難しさを知るとともに、地域の良さに気づくことが目的で、プロジェクトには地元農家が全面的に協力、種もみの選別、田植え、かかし立て、刈り取り、脱穀、精米にいたるまで、一から米作りを指導しました。
収量は180キログラムと大豊作で、収穫した米は一粒一粒が大きく、農業協同組合からも非常に良質であるという評価をもらいました。
地元農家の方をはじめ、民生委員、農業婦人会、物集女地区社協、学校支援地域本部委員の方が握り方を指導。児童らは手のひらで炊きたての米をうまく転がしながら、三角や丸、俵型の塩むすびを握り、自分で作ったおにぎりをほおばると「とてもいいにおい」「旭米のおにぎりならいくらでも食べられそう」とうれしそうに感想を話しました。
食育事業の一環として、食育講座「キッチンで育つ子どもたち」が11月2日、市民会館で開催されました。
親子料理教室を主宰する石井由紀子さんが、教室での子どもの様子などを紹介しながら、台所仕事を通じた子どもとの関わり方について講演しました。
石井さんは、子どもが今、何に興味を持ち、何をしたいと思っているかをしっかりと観察した上で、子どもが安心して取り組める環境を整えることが重要であると強調し、「子どもは、自由に選んだ作業を『できた』『わかった』と納得するまで繰り返し活動することで集中力が養われます。その活動サイクルを理解し、完了させることが大切です」と話しました。
また、台所仕事を子どもにさせる際の「子どもサイズの道具を使う」「子どもが責任の取れる量だけ渡す」といった環境の整え方などの紹介もあり、約30人の参加者は大きくうなずいたり熱心にメモを取るなどして講演から学んでいました。
高齢者健康指導員養成講座が11月2日、市民会館で行われました。
地域や市で実施する介護予防事業などに参加し、高齢者に健康や介護予防の大切さを伝える支援者の養成を目的として、平成20年度から実施しています。
5回シリーズの3回目で、参加者は福本直子さん(健康運動指導士)の指導の下、「あいうえお体操」などのストレッチ体操に取り組みました。
福本さんから「どの部分を使っているかを伝えながら体操しましょう」「時間をかけてゆっくりやりましょう」などのアドバイスを受けながら、9人の参加者は「頭の運動にもなる」と楽しそうに体を動かしました。
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