更新日:2015年12月7日
6日、市民会館で乙訓文化芸術祭「日本舞踊への招待」が行われました。
この芸術祭は、乙訓地域で文化活動しているサークル・団体の日頃の研さんの成果の発表の場となっており、この日は向日市からの6団体を含め、20団体、約50人が参加しました。出演者があでやかな着物姿で登場し、それぞれに優雅な舞いを見せると、客席からは時折声援も飛び、盛んに拍手が送られました。
2日から図書館で、開館20周年を記念して渡邊武追悼展「椿の文化財」が始まりました。
渡邊さんは伝統医薬学の発展に力を尽くされた薬学博士で、市内に在住されていましたが、昨年2月に90歳で亡くなられました。この展覧会に出展されるのは、渡邊さんが生前に図書館に寄贈された椿に関するコレクション1,500点余りのうち、書や絵画、陶磁器など約80点です。椿の花を愛した渡邊さんが、川端康成はじめ各界著名人との交流を通じ、約50年をかけて収集した貴重な文物の展示は、今月13日(日曜日)まで、入場は無料です。
2日から文化資料館で市民からの寄贈品を集めた「くらしの道具展」が始まりました。
この展示会には向日市がまだ「向日町(むこうまち)」と呼ばれていた明治時代から昭和30年代の間に地域の人々が実際に使用していた道具が展示されます。スキやクワといった農具、一升枡やそろばんなどの商売道具のほか、家具や文具、おもちゃなど約100点のほか、大正時代のお雛様も一対展示されます。