更新日:2015年12月3日
「向日市高齢者交通安全グレースボール大会」が27日、市民ふれあい広場で開催されました。この大会には、市内の各老人クラブに所属する約20人が参加したほか、乙訓交通安全協会・婦人セーフティの方々10人が、審判員として大会をサポートしました。
グレースボールとは、ゲートボールに交通安全のルールやマナーを取り入れたもので、楕円形のボールを使用し、1チーム3人で試合を行います。交通安全のルールを再確認し、楽しみながら安全意識を高めてもらおうと考案されました。コート内には、横断歩道や路側帯、横断禁止、進入禁止などの領域が設けられ、それぞれの場所で交通規則を守りながらプレーし、上がりを競います。
参加者はどこに転がるか分からない楕円形のボールに苦労しながらも、互いに交通安全のルールを再確認しながらゲームを楽しみました。
27日、中央公民館で「“エコ・クッキング”にチャレンジ」と題した料理講習会が開かれました。
エコクッキングは、食べ物やエネルギーを大切にし、水を汚さず、ごみを減らしながら、地球にやさしく美味しい料理を作ることです。
この日は男性2人を含め、約20人が教室に参加。料理学校講師から簡単な講義を受けた後、少人数の班に分かれ、料理学校講師の指導を受けながら、「シャブシャブ豚肉のアスパラ巻き」、「かぼちゃコロッケ」、「スープギョウザ」の3品を調理しました。
豚肉のゆで汁をスープに使ったり、油を使わずにオーブンでコロッケを作ったりすると、参加者たちはアイデア次第で環境に配慮した料理ができることに感心したようでした。
21日、秋の全国交通安全運動に合わせて、向日町サティ前で交通安全を呼びかける街頭啓発が行われました。
啓発には久嶋市長はじめ、乙訓地域交通安全活動推進員、向日市交通対策協議会推進委員ら約30人が参加し、次々と訪れる買い物客に交通安全を呼びかけるビラや眠気覚ましのガムなどを配りました。
今回の運動では、日没が日に日に早くなるこの時期、薄暮時の事故防止や、道路交通法が改正され厳罰化された飲酒運転を根絶することなどに重点が置かれています。
今年5月から市内の小学生が栽培に取り組んできたさつまいもが収穫のときを迎えました。
市内2か所に設けられた体験農園は、児童が地場野菜の栽培を体験することで農業への関心を高めるとともに、収穫物を給食に用い、いわゆる「地産地消」することを目的としています。
まだまだ残暑の厳しい中、20日には第3向陽小学校で、21日には第2小学校で低学年がさつまいも掘りをしました。子どもたちは教師や市職員の手を借りながら、スコップで芋を傷つけないよう掘り起こすと、歓声を上げていました。
掘り出した芋の一部は各家庭に持ち帰り、残りは給食に使われ、全校児童にふるまわれる予定です。
総合防災訓練が8日、西ノ岡中学校を主会場として行われ、地域住民や警察、消防、自衛隊など合計90団体、約1500人が参加しました。
各防災機関相互の連携強化や、職員の実践的な実務の習熟を図るとともに市民の皆様にさらに防災意識を高めてもらおうと、市では、地域防災計画に基づき隔年で訓練を実施しています。
マグニチュード7.0、震度6強の直下型地震が向日市を襲い、道路の寸断、電気・ガス・水道施設、家屋の損壊が市内各所で発生したという想定の下で訓練が行われました。消防や警察の救助隊員らによる倒壊家屋からのけが人の救出訓練のほか、地域住民によるバケツリレー、消火器による初期消火活動なども行われました。参加者たちは、いつ起こるかわからない災害に備え、真剣な表情で訓練に取り組んでいました。
8日、9日、小学生が夏休みに取り組んだ自由研究や工作を展示する「向日市小学生夏休み作品展」が市民会館で行われました。
会場には、市内の6小学校から寄せられた146点の力作が展示されていました。石に絵の具を塗り海の中を泳ぐ魚を表現した工作や、祇園祭の蟷螂(とうろう)山の研究報告、竹とタケノコについて学習した自由研究などが展示されていました。
会場を訪れた人たちは、子どもたちの自由な発想に感心していました。それぞれの作品には、工夫した点、苦労した点が合わせて展示されており、作品を通して、子どもたちの思いが伝わってくるようでした。
8日、市民会館ホールで向日市教育委員会主催の第4回向日市中学生弁論大会が開催され、市内の中学1年生9人、2年生8人、3年生9人の合計26人が市民会館の壇上から意見を述べました。
生徒代表それぞれが日頃感じていること、ニュースを見て思ったこと、赤ちゃんポスト、いじめ、戦争、フリーターなどについて、一言一言、力を込めて自らの思いを言葉にしました。
しっかりと自分の考えを持ち、それを堂々とおくすることなく、まっすぐ前を見て論じる姿に、会場から大きな拍手が送られていました。
9月9日の「救急の日」に合わせ、6日に市民会館で乙訓救急フェアが行われ、約100人が参加しました。
フェアの前半では「スポーツ外傷と突然死」と題した講演が行われ、乙訓医師会の神部賢一医師から種目別突然死の危険率が報告され、参加者は熱心に聞き入っていました。後半は乙訓消防組合の救急隊員の指導で、AEDを用いた救急蘇生法の講習が行われました。
「事故現場に居合わせた人の迅速な手当てが人命を救う」との説明に、参加者はよりいっそう真剣にAEDの取り扱い方や心臓マッサージに取り組みました。
6日、市民会館ホールで敬老会が開催され、市内に住む70歳以上の方約1000人が参加し、舞台で繰り広げられる歌や演芸を楽しみました。
はじめに、久嶋市長が「豊富な知識や経験を、どんどん地域に生かしていただきたい」と挨拶しました。
アトラクションの部では、歌謡ショー、浪曲や漫才が約一時間にわたって繰り広げられました。歌謡ショーでは、「祝い酒」などに合わせて口ずさんだり、手拍子をしたりして楽しいひと時を過ごされました。また、漫才には西川のりお・上方よしおのベテランコンビが登場し、会場は笑いに包まれました。
敬老の日を前にした4日、久嶋市長らが市内の今年度100歳を迎える方と最高齢の方を訪問し、敬老の記念品を贈りました。
新100歳の方には、向日市在住の画家、木村吉太郎さん(寺戸町)が描いた肖像画などが記念品として贈られました。
市内で最も長生きされており、府内でも5番目の長寿となられた桐山さん(上植野町)には、肌布団などが記念品として手渡されました。満108歳の桐山さんは、健康状態も良好で、食事も家族と同じものを食されているとのこと。訪れた市長と手を握り、おだやかに微笑まれました。いつまでもお元気でいてください。