更新日:2015年12月7日
現在、文化資料館で開催中の展示「竹のクラフトと灯り」が、来館者の目を引いています。
展示品は、全て資料館アニメーターの寺崎正直さん(寺戸町)が製作した竹工品で、物集女城跡に生えているマダケの間伐材を利用して作られています。コート掛け、傘立、車止めといった大きなものから、ペン立、紙ばさみなど文房具のほか、携帯用音楽プレーヤーのケースといった変わり種も合わせて数十点が並べられています。展示品には手に取ることができるものもあり、子どもたちにも好評です。
竹筒に放射状に切れ目を入れた灯りの覆いは、竹の質感もあってか電球の光をやさしい雰囲気に変えています。
この展示は、来月6日まで行われています。
26日、図書館で保存年限の過ぎた書籍、雑誌などを市民向けに提供する「図書館リサイクルデー」が行われました。
毎年、環境月間の6月にあわせて行われるこの催しは、本来廃棄される図書を再活用し、物を大切に使う心を養います。例年同様、開場前から多くの人が訪れ、整理券は100枚以上配られました。持ち帰りは一人につき10冊まで。この日は156人が合計1,100冊以上の本を持ち帰りました。
催しの準備、運営には図書修繕のボランティア「アベリアクラブ」の皆さんも参加し、当日は図書の整理や来場者の案内などを行いました。
向陽小学校の3年生約100人が26日、社会科の学習の一環として、市役所の見学に訪れました。
「ここが市民課です」児童たちは各組ごとに分かれて市役所の本館や西別館などを回り、案内を担当した職員から各部署の仕事内容などについて説明を受けました。「市役所は何をするところですか」「働いていて楽しいことは何ですか」「議会ではどんなことを話し合いますか」などの質問に、市職員が丁寧に答えていました。
各部署を見学した後、児童たちは議場に入り、各組一人ずつ議長席や市長席にも座りました。市長席に腰掛けた児童は、周りから「市長」と声を掛けられ、照れくさそうな表情を浮かべていました。
現在、向日市消防団では7月27日に開催される第20回京都府消防操法大会に向け、ポンプ車操法訓練を実施しています。
操法訓練に参加しているのは、昨年11月に実施した向日市消防団消防訓練練成会において、その成績が特に優秀と認められた6人の選手たちで、各分団から1人ずつ選抜されています。
訓練は、6月中旬から、第6向陽小学校のグラウンドを会場に、計33回実施する予定です。
出場選手6人は、指揮者の正木班長、1番員の清水団員を中心にチームワークを重視しており、訓練を重ねていくごとに士気の高まりを感じさせる充実した訓練を行っています。
老人福祉センター琴の橋で、人と人とのかけ橋「ふれあいフェスティバル2008」が25日から27日の日程で始まりました。
初日の25日には、写真家の磯尾繁夫さんが、隣接する第4向陽小学校4年生84人を前に「プロの写真家が撮った野鳥の生態を通して、自然学習」と題した特別授業を行いました。
磯尾さんは、これまでに向日市内やその他の地域で撮影した野鳥の映像や写真をスライドなどで映し出しながら、一つずつ丁寧に解説しました。寺戸町の池での映像には、カワセミが小魚を捕獲し飲み込むまでの動作が記録されており、生徒らは驚きの声を上げながら熱心に画面に見入っていました。
他にも、環境の変化によって、絶滅が危惧されているナキウサギなどの小動物の写真も紹介されました。生徒らは、野生動物の愛くるしい表情などを捉えた写真に感動するとともに、自然の素晴らしさ、環境保護の重要性などについても学びました。
市民会館で24日、緑化園芸教室が開催され、約40人の参加者たちは5種類の植物を使った寄せ植えに挑戦しました。
この教室は、春季の都市緑化推進運動の取り組みの一つとして、市と向日市民憲章推進協議会が主催したもので、「風にそよぐ花をテラコッタに植えよう!」をテーマに、講義と実習が行われました。
「テラコッタ」とは、素焼きの鉢のことで、参加者たちは直径30センチ程の鉢の中に、センニチコウやジニア、コリウスなどの植物をバランス良く植えていきました。講師の福井万利子さん(英国王立園芸協会会員)は、家庭でのガーデニングの注意点なども交えながら、「花と花の間隔をあけて」や「鉢に植える前に根をほぐして」など、寄せ植えを長く楽しむためのコツをアドバイスしました。この日完成した寄せ植えは、しっかり手入れを行えば、11月まで鮮やかな姿を見せてくれます。
市民会館で21日、男女共同参画週間(6月23日から29日)にあわせた講演会が開かれ、約60人が参加しました。
女性が豊かに暮らせるような居場所づくりや啓発活動を行っているNPO法人アウンジャ・相談員の岡本カヨ子さんが講師として招かれ、「デートDVについて 子どもたちが被害者・加害者にならないために」と題した講演を行いました。
市では平成18年に男女共同参画推進条例を制定し、男女が性別にとらわれることなく生き生きと暮らせるまちをめざしています。また、今年は世界人権宣言60周年の記念の年にもあたり、市と京都人系啓発推進会議では、このような社会について改めて考える機会を持ってもらおうと、講演会を主催しました。
講演会では、恋人間に起こる「デートDV(DV:親密な関係にあるパートナー間の暴力)」について説明したビデオや、実際に起こったDVの相談事例などが紹介されました。岡本さんは、DVの原因は、個人の性格、男性優位の意識や社会通念といった背景が根底にあるとしながら、もし被害にあってしまったら、すぐにその場から離れ、専門家に相談することが大切であると述べました。また、恋人と2人でいる時間、1人でいる時間のバランスをうまくとり、自律する心の強さを育んでいくこともDV被害にあわないようにする一つのポイントであると語りました。
第6向陽小学校の児童や保護者など総勢400人が19日、同小のグラウンドで芝の植え付けを行いました。向日市内の小学校のグラウンドに芝が植え付けられるのは初めてのことです。
この日植え付けられた芝はバミューダグラスという種類で、しっかりと根付くように同小では、数株ずつプラスチック製の育苗ポットの中で育ててきました。児童たちは、グラウンドの東側の一部に、40センチメートル間隔で芝を丁寧に植えていきました。この日以降も植え付けを行い、最終的には約700平方メートルの広さになる予定です。
9月には、芝がしっかりと根付き、芝生の上でドッジボールや柔軟体操などが行えるようになります。
中央公民館で19日、市民ふれあい講座の第2回目として、「裁判員制度について学ぶ あなたが裁判員に選ばれたら」が開催されました。
国民が裁判に参加する裁判員制度は平成21年5月21日から実施されることが決まっており、裁判の内容や手続きに国民の良識が反映されるとともに、司法に対する理解が深まることが期待されています。
講座では、広報用ビデオを観賞した後、講師として招かれた京都地方裁判所・判事の増田耕兒さんが、訪れた約40人を前に制度についての説明を行いました。 冒頭陳述や評議など、裁判の流れが示されたほか、被告人が罪を犯したかどうか疑問があるときは、いくら疑わしくても無罪と判断しなくてはならないといった留意点などが述べられました。 参加者らは配布された資料を見ながら、熱心に聞き入っていました。
西ノ岡中学校で13日、アメリカから研修旅行で来日中の生徒らとの国際交流会が行われました。
訪れたのは、アメリカ・コネティカット州にあるキングスウッド・オクスフォードスクールに通う16歳から17歳の生徒13人。3年生の英語の授業に参加するなど、日本の生徒らとの交流を楽しみました。
授業では、共に英語の歌の聞き取りに挑戦したり、日米の生徒らが順に前に出て、英語で自己紹介するなどしました。それぞれの自己紹介の後の質問コーナーでは、好きな食べ物や音楽、趣味についての質問が交わされ、生徒らはコミュニケーションの楽しさを実感していました。
現在、市役所で中国の四川大地震、ミャンマーのサイクロン被災者に対する救援金を受け付けています。
受付場所は、地域福祉課(別館2階)と環境政策課(本館1階)の2か所です。支援物資は受け付けできません。
救援金は日本赤十字社を通じ、現地の救援・復興支援に充てられます。
期間は、7月31日までです。皆様の温かいご協力をお願いします。
第2向陽小学校の5年生約90人が、食育の一環として赤米づくりに取り組んでいます。
これは「総合的な学習の時間」に行われている体験学習で、米づくりの苦労や収穫の喜びを実感し、「食べること」の大切さや感謝の気持ちを育んでもらおうというものです。
6日には、苗の植え付けを行いました。一斗缶が一クラスに13缶用意され、生徒らはそこに土と水を入れてそれぞれのミニ田んぼを作りました。その後、自分たちが種籾から育てた苗を手に、丹念に植え付けを行いました。
一斗缶は給食調理室で使われ、不用となったものが再利用されました。また、雨水タンクに貯めた水を使用するなど、生徒らは米づくりを通して、環境への配慮も学びました。
今後は、成長の様子を観察したり、水の管理など稲の育成を行っていきます。
水道週間(6月1日から7日)に合わせて2日、サティ前で水の大切さを呼びかける街頭広報活動が行われました。
久嶋市長をはじめ、市指定上下水道協同組合や市職員など約20人が街頭に立ち、買い物に訪れた人や通りがかりの人たちにティッシュペーパーなどの広報物を手渡しました。
安全でおいしい水は、私たちの生活になくてはならない重要なものです。これを供給するための施設である水道を充実発展させていくために、理解と関心を深めていただくとともに、貴重な水資源を今後も有効に利用しましょう。
向日市・綾部市友好交流ウォーキング大会が1日、綾部市奥上林地区で開催されました。
この大会は、ウォーキングでの健康増進と両市の交流を深めようと開催されているもので、綾部市志賀郷地区や向日市でも行われています。
スタート地点の二王公園やウォーキングコースでは、「二王公園まつり」や「あやべ二王門登山レース」も開催され、たくさんの人で賑わう中、向日・綾部両市民286人が開会式の後、軽快に出発しました。この日は日差しが強く、少し歩くだけで汗が噴き出す陽気となりましたが、参加者たちは君尾山の新緑と国宝二王門や光明寺を巡る2つのコースをそれぞれのペースでウォーキングを楽しみました。また、急な山道ではお互いに励ましあったり、以前の大会で顔見知りになった人と話を弾ませるなど、両市の交流を深めました。
ゴールのあやべ温泉では綾部産の新茶が振る舞われ、到着した参加者たちは清々しい表情を浮かべ、渇いたのどを潤していました。
このほど、物集女車塚古墳(物集女町燈篭前)石室の一般公開が行われ、5月28日から6月1日の期間中にのべ348人が訪れました。
同古墳は古墳時代後期(6世紀中頃)の前方後円墳で、全長約45メートル、高さは8メートルあります。毎年、石室が公開され、小学生の社会科の授業に利用されるとともに、多くの歴史ファンも足を運んでいます。
市文化財調査事務所の職員から説明を受けた後、ひんやりとした羨道(せんどう)を通り、石室をのぞいた見学者たち。古代の王墓で歴史を体感することができたでしょうか。