更新日:2015年12月21日
京都市在住の画家・坂根克介さん(日展評議員、名古屋芸術大学教授)が昨年12月、自らの作品である「紅白梅図」を市に寄贈されました。これを受け30日、市から感謝状が贈られました。
寄贈された「紅白梅図」は、100号(縦1.3メートル、横1.6メートル)の大作。北野天満宮の古木をモチーフに、紅梅と白梅の枝を絡ませた様子が見事に描かれています。
市役所応接室に飾られた作品を前に、坂根さんは「向日市に住む友人らが縁となり作品の寄贈につながりました。市役所を訪れた方が、この紅白梅図を見て少しでもなごんでいただけたら幸いです」と述べました。
今春小学校に入学予定の園児らを対象とした交通安全教室「ぼくとわたしの交通安全」が20日、市民会館で行われました。
市と交通対策協議会が主催するこの教室は、就学前の子どもたちが交通事故に巻き込まれないよう、正しい横断歩道の渡り方や信号の見方などを覚えてもらうことを目的としています。
この日は、市内の保育所、幼稚園などから約500人が参加し、ぬいぐるみ劇や交通安全体操などを通して、楽しみながら交通ルールを学びました。教室の最後には代表の園児らが壇上に上がり、「道路にはとびだしません」「周りをよく見てから横断歩道を渡ります」など、交通安全の約束事をみんなで元気良く宣言しました。
市特産の竹を全国にPRする、たけうま全国大会が18日、向陽小学校グラウンドで行われました。
この催しは市観光協会の主催で、今年で7回目。竹馬に乗ってタイムを競う30メートル走とタイヤや砂場などを乗り越え走り抜ける障害物競走が行なわれました。
府内のみならず東京や愛知などからも腕自慢が参加し、自分の足のように竹馬を操り、力走する様子に観客からは感嘆の声が漏れていました。
また、大会前には親子竹馬教室が行なわれ、親子連れなど約200人が竹馬作りに励み、乗り方などを教わりました。
市の総合型地域スポーツクラブ、ワイワイスポーツクラブの設立5周年を記念し、17日、スポーツジャーナリストの二宮清純さんを招いた講演会が市民会館で行われました。
「北京からロンドンへ」と題した講演で、二宮さんは北京五輪で金メダルを獲得した女子ソフトボールチームとメダルに届かなかった星野ジャパンの間には、試合に臨むまでの「準備力」に差があったと述べました。
また、各地のスポーツクラブの設立を「本来みんなで共有する公共財であるべきスポーツを、企業や学校から市民の手元に返すことであり、いわば“スポーツの大政奉還”だ」とし、人々をつなぎ、地域社会を再生する運動ではないかと語りました。
国内外での豊富な取材経験にもとづいた二宮さんの話に、来場者は熱心に耳を傾け、メモを取る人の姿も見られました。
全国高校ラグビー大会で京都成章高等学校ラグビー部がベスト4という輝かしい結果を残し、その結果報告に、16日、同校の森田功校長ら3人が市役所を訪れました。
森田校長は大会の様子を振り返り、スタンドに詰め掛けた家族や友人、そのほか大勢の方々の声援を受け、生徒らの目の色がいつもとは違って見えたと語りました。
監督としてチームを率いた湯浅泰正先生は、「レギュラーメンバーを外れた生徒も懸命にチームをサポートした。みんなのためにという気持ちを一人ひとりが持ち、チームが一丸となって、このような素晴らしい結果を得ることができました」と話しました。
このたび、市では行政情報などをまとめた市民向けガイドブック「くらしの案内」(A4版、フルカラー、5月発行予定)を、株式会社サイネックス(本社大阪市)と京都府内で初めて共同発行することとなり、13日に市役所で協定書調印式が行われました。
この冊子の作成に当たっては、市が行政情報を提供し、サイネックス社が編集・印刷・配布を一括して行いますが、ガイドブック発行にかかる一切の費用は、同社が募集する有料広告費で賄われ、市の費用負担はありません。
サイネックス社の村田吉優代表取締役社長と協定書を交わした久嶋市長は、「官民協働でこの事業ができることは、協働のまちづくりを進めている本市にとって意義深いことです」と述べました。
「くらしの案内」の発行部数は約26,000部で、市内の全世帯に各戸配布するとともに、新たに向日市に転入される方にもお渡しします。
成人の日の12日、市民会館で成人式が行なわれ、振袖やスーツに身を包んだ新成人たちは、旧友との再会などを楽しむとともに大人としての一歩を踏み出しました。
式典では久嶋市長はじめ来賓から祝辞を受けた後、新成人を代表し、許愛淑さん、中務真志さんの二人が壇上から「私たちが育ったまち向日市から、それぞれの使命を果たすため、そしてよりよい社会を築くために一人前の大人として努力していく」と力強く誓いました。
また、会場には新成人の親から寄せられた祝いのメッセージや、市社協が募った新成人の夢や願いなどを書いたカードが掲示され、新成人の門出に花を添えました。
新春恒例の消防出初式が11日、市役所などで開催され、市消防団や乙訓消防組合、その他関係者約200人が参加しました。
市役所前の駐車場で行われた式典では、久嶋市長が「消防という職務の重要性を深く認識し、これからもあらゆる災害に即応できるよう心身の鍛錬に努めてください」とあいさつ。ほかに部隊観閲や消防団員の表彰などが行われました。
後半、舞台は向日町競輪場に移され、京都西山高等学校吹奏楽部の演奏する「わたしの向日市」に合わせた分列行進が行われました。各消防団による一斉放水も行われ、今年一年の無災害を祈りました。
第5保育所で7日、新春獅子舞が行われました。この行事は、子育てセンターとファミリーサポートセンターが毎年行っているもので、今年で8回目を迎えます。
園庭開放に合わせて行われたこの日、保育所の子どもたちや近所の親子ら約200人が、ともに新春の伝統行事を楽しみました。
センターの職員2人が演じる獅子は、笛のおはやしに合わせて登場。尻尾を振るなど愛嬌のある動作を交えながら舞を披露しました。その後、獅子は子どもたちのもとへ。大きな口で頭を咬んでまわり、無病息災を願いました。
新春獅子舞は、今回行われた第5保育所のほか、次の日程で順次開催されます。
1月8日(木曜日)第2保育所園庭
1月9日(金曜日)第6保育所園庭
1月13日(火曜日)西向日公園
いずれも午前10時45分ごろ開始。雨天時は中止となります。
向日市区長会主催の新春年賀交歓会が6日、市民会館で行われ、市内にある8つの区・連合自治会の役員の皆様、市の関係者ら約80人が出席しました。
交歓会では、はじめに区長会会長の中村義之さんが主催者を代表して壇上に立ち、「輝かしい新春を皆様とともにお祝いできることをうれしく思う」とあいさつするとともに、「市と住民のパイプ役として、これからも市の発展に貢献できるよう様々な活動を行っていきたい」と語りました。
来賓として出席した久嶋市長は「厳しい財政状況ではありますが、市民の皆様との協働のまちづくりのもと各施策を精一杯展開し、全力を尽くしたい」と述べ、新たな一年に臨む決意を表明しました。
その後は歓談の時間などが設けられ、会場のあちこちで「おめでとうございます」と、新年のあいさつが交わされました。
御用始めの5日、市役所では市の幹部、議会関係者らが出席した年頭式が行われ、久嶋市長が幹部職員らを前に訓示を行い、新しい一年に向かって気を引き締めました。
久嶋市長は訓示で、予測不能な状況下でも的確に対応できる真のコミュニケーション能力と創造性が、職員に必要だとしました。そして「コミュニケーション能力を高め、内外に人脈を拡げ、幅広く情報を入手し、創造性を発揮し、市役所を活性化してください」と求め、明日の向日市のために共に頑張りましょうと結びました。
また、この日は永年勤続者(30年、20年)の表彰も行われました。