更新日:2015年12月7日
「源氏物語」が記録の上で確認されるときから、ちょうど一千年になる今年、源氏物語千年紀として各地で多くの催しが行われています。向日市でも26日から市立図書館で物語を絵やあらすじで紹介するパネル展示が始まりました。
これらのパネルには、「源氏絵鑑帖」(源氏物語ミュージアム所蔵)に収められた絵のコピーが帖ごとに1枚ずつ、あらすじ、解説とともに載せられています。初回は一帖「桐壺」から十二帖「須磨」まで12枚が展示されています。また、今回の催しに合わせ、「源氏物語を楽しむ本」コーナーも設けられています。
展示は2週間ごとに取り替えながら、来年1月下旬までに全54帖を紹介する予定です(途中休止期間あり)。
楽しみながら交通安全のルールを学ぶ「グレースボール」の大会が25日、市民ふれあい広場で開催されました。
市内の各老人クラブに所属する約20人が参加したほか、乙訓交通安全協会・婦人セーフティの方々約10人が、審判員として大会をサポートしました。久嶋市長、寺井向日町警察署長、乙訓交通安全協会の林会長も来賓として参加し、大会を盛り上げました。
この競技は、ゲートボールと交通安全のルールを組み合わせたもので、楽しみながら安全意識を高めてもらおうと考案されました。コートには横断歩道や路側帯、標識などが設けられます。
参加者は、どこに転がるか分からない楕円形のボールに一喜一憂しながら、交通安全のルールを再確認し、プレーを楽しみました。
秋の全国交通安全運動(平成20年9月21日から30日)に合わせ24日、阪急東向日駅周辺で交通安全を呼びかける広報キャンペーンが行われました。
久嶋市長、寺井向日町警察署長をはじめ、乙訓地域交通安全活動推進委員、向日市交通対策協議会推進委員ら約30人が街頭に立ち、買い物に訪れた人たちに広報チラシを手渡しました。
今回の運動では、「高齢者の交通事故防止」を基本とし、「シートベルトやチャイルドシートの正しい着用の徹底」「夕暮れ時、夜間での歩行中、自転車乗車中の交通事故防止」「飲酒運転の根絶」を重点項目としています。
この夏、オリンピックや高校総体で大活躍した選手たちに、15日、市からスポーツ栄誉賞が贈られました。
この賞は市民のスポーツに対する関心を高めることに貢献した業績をたたえるもので、平成16年に創設され、過去、一人の受賞者(北尾佳奈子さん:アテネ五輪シンクロ団体銀メダリスト)があります。
今回受賞したのは、北京オリンピック、ソフトボール競技で金メダルを獲得した狩野亜由美選手、江本奈穂選手(いずれも京都西山高出)と高校総体で初優勝の栄冠に輝いた京都西山高校ソフトボール部の皆さんです。
久嶋市長から選手たちに賞状と記念品が渡され、握手を交わしました。また、狩野、江本両選手から久嶋市長には、チームのメンバーのサインの入った中国の絵皿が贈られました。
(狩野、江本両選手の母校での金メダル報告、インタビューなどがKBS京都テレビ「とことん京のスポーツ」で放送されます。時間は9月18日(木曜日)午後9時25分から)
市の新総合計画策定のための審議会が9日、初回の会合を行い、委員の顔合わせのほか、会長、副会長の選出などをしました。
総合計画は、行財政運営の長期的な指針となる最上位の計画で、将来どのようなまちにしていくかを取りまとめたものです。新総合計画は第5次計画で、平成22年4月から10年を計画期間としています。
審議会は学識経験者、市内団体などの委員などのほか、6人の市民委員をあわせた20人で構成されています。この日は、会長に白幡洋三郎さん(国際日本文化研究センター教授)、副会長に中村智彦さん(神戸国際大学教授)を選出したほか、各委員が自己紹介を兼ねて、まちづくりへの熱い想いを語りました。今後は、審議会での議論やシンポジウムなどを行い、来年の7月に市長に計画案を答申する予定です。
小学生が夏休みに制作した自由研究や工作を展示する作品展が、6日、7日の2日間にわたって市民会館で開かれました。
出展されたのは、自由研究、工作あわせて143点。ひまわり、アリの巣の観察記録や、ガラス工芸、水車や明石海峡大橋の模型などのほか、セミの抜け殻をコックや客に見立てた「セミのレストラン」といったユニークな作品も展示されました。
開催中、会場を親子連れなど約1,200人が訪れ、作品の前で立ち止まっては「上手くできてるね」「よく調べたなあ」と感嘆の声をもらしていました。優秀作品については、市長賞などが贈られました。
市内の中学生が自分の意見、考えを述べる弁論大会が6日、市民会館で開かれました。
この大会は、青少年の健全育成を目的とし、中学生に大勢の聴衆を前に意見を述べる機会を与えるとともに、頑張る姿を市民の皆様に見ていただこうと行われており、今年で5回目を迎えました。
この日は市内3中学の1年生から3年生あわせて26人が参加。身近な出来事から感じた問題について、環境問題や平和、人権、命の大切さなどをテーマに、ときには身振りも交えながら熱弁をふるいました。
広いホールに緊張しながらも、しっかりと意見を述べた参加者に、会場を訪れた保護者や友人たちから大きな拍手が送られました。
向日町競輪場で6日、消防防災フェアが行われ、晴天の下、家族連れなど約3,000人が足を運びました。
この催しは、市防災会議の主催で、市民の防災意識を高めることを目的に2年に一度、「防災の日」「防災週間」に合わせて行われています。
消防士や救命士の制服を着ての記念撮影や、レスキュー隊員の制服を着て綱を渡る「子どもレスキュー」などのコーナーが特に人気を集めたほか、今年新たに加わった市消防団の放水体験にも多くの子どもが参加しました。
このほか、自主防災組織による消火器、バケツリレーでの消火訓練や、消防団らによる放水訓練も行われ、地域の防災力をアピールしていました。
市内の70歳以上の方を対象にした敬老会が5日、市民会館で開催され、約1,000人が舞台で行われたアトラクションを楽しみました。
この催しは、敬老の日にあわせて市が毎年開催しているものです。歌謡ショー、浪曲、漫才の3本立ての公演が3回行われました。
浪曲のアトラクションには、浪曲師の幸いってんさんが出演。「左甚五郎 竹の水仙」などを披露しました。会場を訪れたお年寄りらは、三味線の伴奏に乗せて語られる独特の節回しに聞き入るとともに、その美声と歯切れのよいテンポが生み出す名調子を堪能しました。歌謡ショー、漫才のコーナーには、演歌歌手の野々村あいさん、漫才コンビ「コメディNo.1」の坂田利夫さんと前田五郎さんがそれぞれ出演し、会場を盛り上げました。
敬老の日を前にした3日、市内の今年度100歳を迎えられる方と最高齢の方に敬老記念品の贈呈が行われました。
100歳になられる清水トミさん、大橋絢子さん、そして109歳を迎え、府内でも4番目に長寿となられた桐山志那さんを久嶋市長らが訪問し、西陣織のテーブルセンターや肖像画などの記念品が手渡されました。