更新日:2015年12月7日
ゆとりと潤いのある都市生活には緑豊かな環境が大切です。10月の都市緑化月間にあわせ31日、市民会館で緑化園芸教室が開催されました。
「憧れのバラを植えよう」と題して行われた今回の教室には、ピンク色が可憐な四季咲きのミニチュアローズを中心に、紫色のビオラ、白い小さな花をつけるバコパなど、4種類の花材が用意されました。
上方向に伸びるもの、面で広がるもの、下に垂れるものなどをうまく混在させることにより、動きのある作品に仕上げることができるなどと説明を受けながら、参加者らは思い思いの寄せ植えを見事に完成させていました。
市特産のけんがい菊とポインセチアを展示する「花ハーモニー」が、市役所玄関前広場で10月30日から始まりました。
けんがい菊は大正時代から、ポインセチアは昭和58年ごろから市内で栽培が行われ、今ではともに市の特産品として出荷されています。会場には、市内の花き組合などの協力を得て、大小40以上の鉢植が出展されました。
断がいから自然に垂れ下がる老木の様をかたどったといわれる「けんがい菊」は、一般的な形のもののほかに、針金を使ってイルカの形になるよう育てられたユニークなものも展示されています。また、赤と緑の葉のコントラストが鮮やかなポインセチアも彩りを添え、美しい花の競演に、訪れた人は思わず足をとめていました。
展示は11月5日まで行われます。
源氏物語千年紀を記念して、23日から図書館で文学講座「源氏物語の世界と紫式部」(全3回)が開講しました。
初回は講師に岸本久美子さん(京都市立銅駝美術工芸高等学校校長)を招き、「源氏物語を『紫の物語』として読む 紫の上の造形」と題した講義が行われました。紫の上は、光源氏に子どものころから養育され、成長後は女性としてその寵愛を受けた人物です。岸本さんは、紫の上の人物造形が他の女性登場人物と異なっており特徴があるものだとし、それを表す場面を生涯にわたって取り上げ、現代語訳しながら説明しました。
会場には女性を中心に多くの60人近い参加者が訪れ、恋に翻弄される紫の上の生涯に思いをはせながら講義に聞き入っていました。
向陽小学校で21日、向日町警察署、京都府自転車安全利用推進員による自転車安全教室「自転車の安全な乗り方」が行われ、引き続き、京都府警「平安騎馬隊」による交通安全指導が行われました。
平安騎馬隊は、平安遷都1200年を記念し平成6年に創設されました。以来、府民と警察を結ぶ懸け橋として、さまざまな活動を行っています。現在、6頭の馬が所属し、それぞれ京都の山にちなんだ名前が付けられています。
この日は、笠置号、大江号の2頭が同校を訪れました。2年生の学級代表60人が乗馬を体験したり、馬を車に見立てた交通安全教育が行われました。第1保育所の園児も来校し、休み時間には多くの児童が馬との触れ合いを楽しみました。
障がい者の日「スポーツのつどい」が19日、第3向陽小学校で開催され約300人が参加しました。
スポーツのつどいは、11月1日の向日市障がい者の日に合わせて毎年開催されているもので、今年も障がい者、健常者らが共に交流を深めながらスポーツを楽しみました。
玉の入ったざるを引きずりながら走るざる引き競走や、15人一組のチームでボールを送り、その速さを競うボール送り競争、玉入れなど12種目が行われました。
パン食い競争では、ひもにつるされたパンがなかなかくわえられず、その様子に会場からは笑いとともに大きな声援が送られていました。晴れ渡った空のもと、参加者はスポーツの秋を満喫しました。
軽スポーツを楽しむスポーツレクリエーションフェスタが19日、市民体育館、市民ふれあい広場で行われ、約800人が参加しました。この催しは市民の皆様の健康増進、体力づくりなどを目的に開催されており、今年で11回目を迎えます。
通常よりも軽く柔らかいボールを使用したソフトバレーや、氷上のスポーツ・カーリングの室内版であるカローリング、ラージボール卓球、インディアカ、ショートテニスなど、誰もが気軽に挑戦できる10種目以上の競技が行われました。
男女10人が先頭から最後尾までボールを受け渡し、リレー形式でタイムを競うリレーボールは、地区の対抗戦ということもあり、白熱した争いが繰り広げられました。会場から送られる大きな声援のなか、子どもからお年寄りまで、みんなで楽しくさわやかに汗を流しました。
向日市の秋を彩る恒例の催し、竹の径・かぐやの夕べが、18日、竹の径と第6向陽小学校周辺で行われました。
この催しは、孟宗竹林に竹垣を連ねた竹の径に、水ろうそくを浮かべた竹筒約4,000本を並べ、その灯りでライトアップするものです。十二単姿のかぐや姫が竹林にたたずむ幻想的な様子や、剪画家・大月透さんの作品をあしらった竹灯りなどに訪れた人は思わずため息。また、第6向陽小付近でのブラスバンドや和太鼓の演奏にも多くの人が足を止め、聞き入っていました。
この日は気候も穏やかで、夕暮れから約5,000人が会場を訪れ、普段と違った表情の竹の径を堪能しました。
市政の推進に貢献された方々を広く表彰する「ひまわり栄誉賞」の表彰式が18日、市役所で行われました。
この賞は、今年度新たに創設されたもので、長年にわたり地域でボランティア活動を続けている方など、自治振興や福祉の向上などの市民活動を通じ、地域の発展に貢献された個人、団体などが表彰の対象です。今後、表彰式は、市制施行の10月1日前後に記念して行われます。
久嶋市長は式辞で、本市の発展のために尽くされた方々に感謝の意を伝えるとともに、引き続きそれぞれの分野で活躍され、今後も本市の発展のためにご協力いただきたいと述べました。
式典では、自治行政の振興、交通安全の推進、スポーツ振興、災害救助活動、ボランティア活動など6分野で功績のあった個人17人、7団体に市長から表彰状などが手渡され、来賓や他の出席者は、その活動に惜しみない拍手を送りました。
第2向陽小学校の5年生約90人が校内で赤米作りに取り組み、17日に収穫を行いました。
これは食育や環境問題などについて学ぶ授業の一環として行われたもので、水や土の管理を行うなど、力を合わせて稲の育成に取り組んできました。
生徒らの”ミニ田んぼ”は、給食調理室で不用となった一斗缶を再利用し、そこに土を入れて作ったものです。また、水はタンクに貯めた雨水を使用するなど、米作りを通して物や資源を大切にする心、環境への配慮なども学びました。
待ちに待った収穫の日、自分たちの背丈ほどまでに伸びた稲穂を鎌を使ってていねいに刈り取りました。収穫した米は、後日調理実習の授業で食べる予定です。
シルバー人材センター普及啓発促進月間(10月)に合わせ16日、向日市シルバー人材センターの会員約40人が市民ふれあい広場周辺のボランティア清掃に取り組みました。
この活動は、地域に貢献すると同時に、市民の皆様にセンターのことを広く知ってもらおうと行われたものです。
参加した会員らは、道路に落ちている吸殻などのごみを拾ったり、ほうきやちりとりなどを使って落ち葉を集め、手早くてきぱきとした動作で清掃活動を行いました。
「第24回京都まちとみどり写真コンクール」の入選作品展が、9日から向日市役所本館ロビー(1階)で始まりました。
このコンクールは、「緑を活かした暮らし」をテーマに、都市の緑と緑化についての京都府内の写真を募集したものです。今年は、向日市内で撮影された作品を対象とした特別賞(向日市長賞)も設けられ、高原修さんの「竹林の小径」が選ばれました。
京都府知事賞ほか10点、優秀賞5点、佳作28点の計44点が展示され、市役所を訪れた人々は、木々などの緑とまちの風景を見事にとらえた数々の写真に見入っていました。展示は、20日まで行われます。
農作業体験を通して、子どもたちに食の大切さやありがたさなどを伝える課外授業が食育の一環として行われています。2日と3日には、第2、第3向陽小学校の生徒らがサツマイモの収穫体験を行いました。
「こんなに大きなおイモがとれたよ」
森本町にある畑では、第3向陽小学校の2年生86人がサツマイモ掘りを行いました。サツマイモは、今年5月に生徒らが自らの手で苗の植え付けを行ったもの。農作業の大変さなども体験しながら、この収穫のときを心待ちにしていました。生徒らは、スコップで懸命に土を掘り起こし、大きなサツマイモに歓声を上げながら収穫の喜びを実感しました。
収穫されたものは給食として出され、地元のおいしい旬のものを地元で食べる「地産地消」も実践されます。
財団法人・向日市埋蔵文化財センターが設立20周年を迎え、1日から文化資料館で記念展示会を開いています。
同センターは、昭和63(1988)年に設立され、以来、市内の埋蔵文化財の調査、保存、活用および研究を行ってきました。
今回の展示会では、縄文時代から室町時代までを5つに区分し、時代別に出土品約100点を展示し、研究成果を踏まえて解説しています。数多く展示された長岡京時代の瓦のほか、長野岡田古墳(物集女町)出土の須恵質四注式家形陶棺が来場者の目を引きます。
展示は、11月16日まで行われます。
PDFファイルを閲覧するには「Adobe Reader(Acrobat Reader)」が必要です。お持ちでない方は、左記の「Adobe Reader(Acrobat Reader)」ダウンロードボタンをクリックして、ソフトウェアをダウンロードし、インストールしてください。