更新日:2015年12月10日
明治時代から昭和30年代ごろに使われていた生活道具や農具などを展示する「くらしの道具展」が、文化資料館で行われています。
暮らしの中で使用されていた道具を通し、自分たちが住む地域の少し昔の生活スタイルを知ってもらおうと、平成13年度から毎年この時期に開催しています。
この日は、第3向陽小学校の生徒約70人が訪れ、文化資料館の「ボランティアの会」の皆さんから、石臼や洗濯板など今では見かけることもなくなった道具の説明を受けると、子どもたちは興味深げに見入っていました。
展示は、3月25日まで続きます。
文化財防火運動(1月23日から29日)にあわせて文化財消防訓練が1月25日、向日神社で行われ、乙訓消防組合向日消防署員や神社関係者など約30人が参加しました。
昭和26年1月26日に「法隆寺金堂壁画」が焼損したことをきっかけに、この日を「文化財防火デー」と定め、二度と日本の貴重な文化財を災害などで失うことのないよう、昭和30年から毎年この時期に各地で「文化財防火運動」が展開されています。
訓練は、神社関係者による通報体制の確認をはじめ、消火器を使った初期消火や文化財の搬出などが実施された後、通報で駆け付けた消防署員による一斉放水が行われました。
訓練後の講評では、木村向日消防署長が「由緒ある文化財を後世に伝えていくためにも、私たちは火事などの災害からそれらを守っていかなければなりません。定期的な訓練の実施はもちろん、日頃から火気管理の徹底や放火防止の強化を図っていきましょう」と参加者に呼びかけました。
他者との関係の中で自らを発見し、より豊かな人間関係を築く生き方について考える多文化共生講演会が1月20日、市民会館で開催されました。
大手前大学教授の安藤幸一さんを講師に迎え「多文化共生社会をめざして 『ちがい』を栄養に成長しよう」をテーマに講義が行われました。
安藤さんは「人種や性別などの異なった文化に接した時に、自分の思い込みではなく、異なった見方をすることで新しい発見がある」「相手を良い人か悪い人かで決めつけるのではなく、よい関係をたくさんつくることが大切」などと述べました。
約40人の参加者たちは、積極的に質問をするなど熱心に話を聞いていました。
第15回向日市観光写真コンテストの審査会が1月17日、市役所で開かれ、審査委員長の佐藤敬二さん(京都精華大学デザイン学部教授)をはじめ、久嶋市長ら審査員6人が審査を行いました。
「季節ごとに移りゆく美しいまちの風景など向日市の魅力を表現した作品」をテーマに募集したこのコンテストには、市内外から127点の応募があり、そのうち特別賞2点、優秀賞6点、ビギナー作品賞2点、入選5点が決定しました。
特別賞の向日市長賞には、藤本定敏さん(寺戸町)の「さくら舞う」が、向日市観光協会長賞には永田一良さん(森本町)の「桜咲き誇る駅」がそれぞれ選ばれました。
審査委員長の佐藤さんは「事前に被写体を決め、どう撮るかを考えられ撮影されたことがうかがえる作品が多かった」などと講評しました。
受賞作品は、平成24年1月31日(火曜日)から2月14日(火曜日)に市役所1階ロビーで展示されます。
考古学や古気候学の研究成果から身近な環境の歴史を紹介する「遺跡と環境」プロローグ展が、文化資料館で開かれています。
地震や洪水などの自然災害には、環境の著しい変化によって引き起こされるものもあれば、一定の周期で起こる環境変動によるものもあります。この展示は、そういった環境変動の歴史を、遺跡資料や科学の成果を通して知ることで、これからの暮らしについて考えてもらうことを目的に開催しています。
訪れた方は、長岡宮域地形図や京都市活断層図など昔と今の自然環境を記した資料をじっくりと見比べていました。
展示は2月上旬まで行う予定です。
「防災とボランティア週間(1月15日から21日)」に合わせ、ミニ防災展が1月16日から市役所本館1階ロビーで始まりました。
阪神淡路大震災や東日本大震災などのパネルを展示し、その恐ろしさを伝えることで、市民の防災意識の向上を図り、日ごろから災害に備えておくことの大切さを呼びかけようと毎年この時期に開催しています。
展示は、20日まで行われます。
竹馬で駆ける速さを競う「たけうま全国大会」が1月15日、第6向陽小学校のグラウンドで開かれました。
「竹のまち」向日市を広くアピールしようと市観光協会と商工会青年部が毎年開催しており、今年で10回目を迎えます。
30メートル走と竹やタイヤなどをまたぐ障害物競走が行われ、東京など市内外から約100人が参加しました。30メートル走では、4秒台や5秒台で駆け抜ける参加者がおり、その卓越した技術に観客らは驚きの声を上げていました。
また、大会前に行われた親子竹馬教室では、親子連れなど約200人が竹馬作りや乗り方などを教わりながら、楽しい時間を過ごしていました。
子どもの無病息災を祈る「新春獅子舞」が1月12日、西向日公園で行われました。
子育てセンターとファミリーサポートセンターが主催し、毎年開催。獅子頭や舞い、曲はセンター職員の手作りです。
鮮やかな赤い頭の獅子が現れると、子どもたちは「キャー」と悲鳴を上げ、母親にしがみつく姿も見られました。
訪れた親子たちは、軽快に舞う獅子の動きに見入り、獅子に頭を噛んでもらうなど、正月の恒例行事を楽しみました。
「成人の日」の1月9日、市民会館で成人式が行われ、新成人320人が参加しました。
久嶋市長をはじめ、辻山市議会議長、安田府議会議員が祝辞を贈り、新成人を代表して森寺悠介さんと許麗淑さんが「わたしたちが育った向日市から、それぞれの使命を果たし、よりよい社会を築くため、一人前の大人として努力していきます」と誓いの言葉を述べました。
式典前には、少林寺拳法少年団による演武が、式典後には第3向陽小学校4年生の「鳴子・ウルトラソウルSKS」披露され、子どもたちの一生懸命な姿に拍手が送られました。
また、スーツや華やかな振り袖に身を包んだ新成人たちは、懐かしい友との再会を喜び、あちらこちらで記念撮影をする姿が見られました。
新春恒例の消防出初式が1月8日、市役所と向日町競輪場で開催され、向日市消防団員や向日消防署員、市の関係者などが参加しました。
市役所で開かれた式典では、久嶋市長が「消防団員、消防職員の皆様には、あらゆる災害に即応できる心身の鍛錬に努めていただき、市民の皆様の厚い信頼と期待に応えていただきますようお願いします」とあいさつしました。また、部隊観閲や消防団員の表彰なども行われました。
続いて、場所を競輪場に移し、多くの市民が見守る中、京都西山高校吹奏楽部の演奏に合わせ団員たちが分列行進を披露。その後、銀色の耐火服に着替え、今年一年の無災害を願い、青空に向かって勢いよく一斉放水を行いました。
今年創立30周年を迎える寺戸中学校の記念式典が、1月6日行われ、生徒や卒業生ら約600人が参加しました。
寺戸中学校は昭和57年に勝山中学校と西ノ岡中学校から分離統合して開校し、現在までに4,716人が卒業しました。
式典では創立30周年記念実行委員会委員長の久次米真二さんが「今の寺戸中学校があるのは、多くの方に関わっていただいたおかげです。これからも皆様の温かいご指導とごべんたつをよろしくお願いします」とあいさつし、久嶋市長をはじめ辻山市議会議長、安田府議会議員がお祝いの言葉を贈りました。
また、生徒会長の辻本優さんが「寺戸中学校には良いところがたくさんあります。『寺戸中学校でよかった』と笑顔で卒業できるよう、勉強や部活動を頑張っていきたいです」と生徒代表の言葉を述べたあと、30周年を記念して作られた、20歳の自分宛てに書いた手紙を投函する「未来ポスト」や、在校生から募集した歌詞に第7回卒業生の加藤肇さんが曲をつけた記念ソング「そしてこれからも…Terado」も披露されました。
「先輩と語ろう」と題した記念対談には、第17回卒業生のプロ野球選手 今江敏晃さんが招かれました。今江選手は、当時の担任であった清水正博さんや代表の生徒たちと話す中で「中学生は子どもと大人の境目の時期。何でも経験し、一生懸命やってみてほしい。失敗しないと分からないこともあるし、結果はどうあれ、その過程が自分のプラスになる」とメッセージを送りました。
締めくくりには、校歌に登場する「ポプラの木」が植樹され、寺戸中学校の歴史に新しいページが刻まれました。
塔南高校3年生で向日市出身の駒月仁人(こまづきひとと)選手が1月5日、埼玉西武ライオンズの新人・若手選手寮への入寮を前に、児玉副市長に出発報告を行いました。
駒月選手は、平成23年10月27日に開かれたプロ野球のドラフト会議で球団から3位指名を受け、12月7日に入団しました。
児玉副市長から「活躍を期待しています」と激励を受けた駒月選手は「一生懸命頑張ります」と笑顔を見せました。
駒月選手は1月6日に入寮し、8日から25日まで行われる新人合同自主トレに参加。その後、2月1日からの春季キャンプに臨みます。
向日市区長会主催の新春年賀交歓会が1月5日、市民会館で開催され、市内の8区・連合自治会役員の皆様、市の関係者ら約80人が出席しました。
開催にあたり、区長会会長の鎌田豊一さんが「新春を皆様とお祝いでき、うれしく思います」とあいさつし、「区・連合自治会の活動は幅広いものですが、地域の人々とのふれあいや対話を大切にしながら、向日市の発展に貢献できるよう取り組んでまいります」と新年への決意を語りました。
続いて久嶋市長をはじめ、辻山市議会議長、安田府議会議員があいさつした後、出席者らはそれぞれ「おめでとうございます」と新年のあいさつを交わしました。