更新日:2015年12月7日
市内のボランティアサークル「めだか」が3月29日、寺戸コミセンにAED(自動体外式除細動器)を寄贈し、久嶋市長から感謝状を手渡されました。
ボランティアサークル「めだか」は、向日市ボランティア活動センターに登録し、「ゆめパレアむこう」などで、高齢者や身体に障がいのある方の水中運動援助などのボランティア活動をされています。
代表の藤田さんは、「市民の皆様に有効に活用していただければ、大変うれしく思います」と述べました。
寄贈されたAEDは、利用者の万が一の事態に備えて、寺戸コミセンに設置されます。
向日市児童虐待防止講演会が3月18日、市民会館で開催されました。
児童虐待防止と地域の児童福祉について改めて考えることを目的としており、弁護士の菊地幸夫さんが、「出会いの人生から学んだこと~子どもにより添える心を育てる~」と題して講演しました。
菊地さんは、地元小学生バレーボールチームの監督を務める中で、「『何度言ったらわかるんだ』と叱ってしまうと、責任を相手に押し付けてしまうことになる。そうではなく、『自分の教え方が悪い、あの子には難しいんだ』と思うように考え方を変えた」というエピソードや、家庭での子育ての中で、「『勉強しなさい』などと指示しないと子どもは育たないと思い込んでいたが、子どもを信用し少し距離をおいて見守ることで、お互いがいい関係になった」という経験を語り、「完璧を求めるとお互いぶつかってしまう。『ほどほどでいい』と肩の力を抜くと、お互い楽になる」と話しました。
また、ヤマアラシの夫婦が、傷つき合いながらつかず離れずのよい距離を見つける、という例えを述べ、「子育ては一筋縄ではいかない。干渉しすぎず見守り、距離間を保って接することが大切」と強調。訪れた約150人の市民が、菊地さんの講演に聞き入りました。
阪急西向日駅近くにある長岡宮朝堂院跡の来場者が3月15日、1万人に達したことを記念し、同跡地でセレモニーが行われました。
朝堂院跡にいるスタッフが史跡案内をした人数を基に算出しており、平成22年6月の開所以来、1日平均16から18人程度の方が来場しています。
この日、1万人目と認定された方は、祖母に連れられ訪れていた上植野町在住の大倉海璃くん(6歳)。久嶋市長をはじめ文化財関係者に迎えられ、認定証や市の歴史に関する記念品を手渡されていました。
卒業式を目前に控えた3月13日、勝山中学校で卒業記念講演会が開催されました。
講演会に先立ち、PTAから寄贈された校歌額の除幕式と、校訓旗、横断幕のお披露目がありました。PTA会長の金内恵美さんは「素晴らしい校歌を持つ勝山中学校を誇りに思ってください。あなたたちは勝山中学校の誇れる存在です」とあいさつしました。
「東日本大震災の被災地から~笑顔のために」と題して行われた講演会では、東日本大震災直後から復興支援を継続している「チーム神戸」代表の金田真須美さんが講演。支援活動をしている岩手県石巻市の様子をスライドで紹介し、「何ができるか分からなかったが、目の前の問題に何らかの形で関わらねばと思った」と震災発生当時の思いを語りました。
会場からの「今一番幸せに感じることは」との質問に、金田さんは「1年間一緒に過ごしてきた被災者の方が笑っている瞬間」と回答。「生き残った私たちが、震災のことを伝えていくことが大事。皆さんと皆さんの大切な人たちのために、何ができるか考えてほしい」と力強く述べ、参加した生徒や保護者ら約680人が真剣に聞き入りました。
講演後には、「被災者の方々が少しでも笑顔になれるように」と「地球星歌」を全校合唱。金田さんには、「チーム神戸の活動に役立ててほしい」と、生徒会とPTAが募った募金138,722円と花束が贈られました。
フィルム封筒製造・販売のワークアップ株式会社から先ごろご寄贈いただいたマスクを、市役所窓口などで配布しています。
同社の遠藤周一代表取締役が「インフルエンザの流行や花粉症の季節に有効活用してほしい」と3万枚を提供。久嶋市長はお礼の言葉を述べるとともに、感謝状を贈りました。
日増しに暖かさを感じられるようになってきましたが、風邪やインフルエンザなどはまだ流行しています。感染症予防などに、ぜひお役立て下さい。
配布施設は、次のとおりです。
市役所本館1階(市民課、税務課、環境政策課、産業振興課)、市役所別館(障がい高齢福祉課、医療保険課、子育て支援課、地域福祉課、健康推進課)、市民会館、各公民館・コミュニティセンター、老人福祉センター、保育所・保育園、小学校、中学校、保健センター、ゆめパレアむこう
春の全国火災予防運動(3月1日から7日)に合わせ、乙訓2市1町総合消防訓練が3月4日、西ノ岡中学校で行われました。
乙訓消防組合・向日市・長岡京市・大山崎町消防防災相互応援協定に基づく消防団の総合消防訓練を実施し、乙訓地域の大火災発生時における総合的な消防応援体制の連携強化を図ることを目的としています。
訓練は西ノ岡中学校の体育館から出火した想定で行われ、まず乙訓消防本部が出動。大火災に発展する恐れがあるため、相互応援協定に基づき、応援を向日市と長岡京市、大山崎町の各消防団に要請しました。
乙訓消防組合と2市1町の消防団から88人が参加。隊員や団員らが、指揮者の指示に従って迅速に行動し、きびきびとした動きで消火活動を行いました。