更新日:2015年12月10日
第5向陽小学校の4年生が10月31日、乙訓消防組合消防本部で消防現場の仕事を学びました。
消防車両や救急車両の設備を実際に見ながら、緊急時の動きなどについて職員から説明を受けました。
また、普段は入ることのできない指令室では、代表児童が模擬119番を体験。通報を受けた職員がどのように応対しているかを目にし、大きな画面に瞬時に映し出される現場地図に感心していました。
学んだ内容を新聞にまとめるため、1人ずつテーマを決めて見学に臨んだ児童らは、「なぜこの仕事をしようと思ったのですか」「火事はどういうところで起きやすいのですか」と積極的に質問をしていました。
味の基本を学び、味わう楽しみに触れる「味覚の授業」が10月24日、第4向陽小学校のランチルームでありました。
フランス料理シェフの奥田茂一さんが講師を務め、味の基本となる4要素や味についての知識などを分かりやすく説明しました。
授業を受けた4年生は、用意された塩や酢などを観察したり味わうなどして4つの味を体感。「しょっぱい」「すっぱい」「苦い」「甘い」を一つひとつ確かめました。
奥田さんは「味は舌だけで感じるが、おいしさは見た目やにおいなど、体全部で判断し、感じるもの」と五感で味わう大切さを話し、「楽しく食べれば食事はもっとおいしくなるし、味の感じ方も変わるかもしれません」と、嫌いな食べ物も少しずつ挑戦してほしいとの思いも伝えました。
文化資料館で10月24日、歴史講座「長岡京期の服飾−常設展示の古代衣装を学ぶ−」が開催されました。
講師の山口千代子さん(古代衣装研究家)が実際に復元された衣装をもとに、身分によって着用できる色とサイズが決まっていたことや、ヘアスタイルの決まりなどについて分かりやすく説明しました。
約70人の受講者は復元衣装を前に感嘆の声を漏らし、積極的に質問をしていました。
資料館の歴史講座は、11月7日(木曜日)と12月10日(火曜日)にも実施されます。
スポーツや芸術の分野で活躍し全国の舞台に進まれた市民の方々が、10月21日と22日に市役所を訪れ、久嶋市長に出場を報告しました。
10月21日に来られたのは、京都府代表として「ねんりんピック」に出場される杉本雅子さん、須田サチ子さん、長尾建治さんの3人。杉本さんはシンポジウム部門、須田さんは工芸部門でそれぞれ初めての参加、長尾さんは剣道部門で2回目です。
10月22日には、全国障害者スポーツ大会に出場された川嶌美千代さんと中川尚史さんが来られました。川嶌さんは卓球で1位に、中川さんは陸上競技ソフトボール投で2位に輝いたことを報告すると、久嶋市長は「おめでとうございます」と祝福のことばを贈りました。
同日、全国小学生バドミントン選手権大会に出場される第2向陽小学校6年生の衣川まいさんも来庁。衣川さんは、9月に行われた近畿地区予選でダブルス3位、団体2位に入賞。全国への切符を手にしました。大会は12月21日から山形で行われます。
ねんりんピックへは、太極拳部門に野秋ナツ子さん、日本画部門に小坂福次さんも出場が決まっています。また、全国障害者スポーツ大会にはフライングディスク競技に当間勝宣さんも出場され、4位入賞を果たされました。おめでとうございます。活躍される皆様を、向日市はこれからも応援します。
今年で12回目を迎える「竹の径・かぐやの夕べ」が10月19日、竹の径と周辺の第6向陽小学校、京都市洛西竹林公園で開催されました。
竹筒の水に浮かべたろうそくに火をともした「竹行灯(たけあんどん)」4,500本が夕闇深まる竹林を幻想的に照らし、剪画の紙行灯や小学生の手作り行灯、竹細工のライトアップなどが花を添えました。
かぐや姫の登場をはじめ、飲食コーナーやかぐや太鼓・ジャズ演奏などが会場を盛り上げ、訪れた約4,300人が秋夜のひとときを楽しみました。
第2向陽小学校の5年生が10月15日、物集女町の田んぼで旭米の稲刈りを体験しました。同小学校の旭米栽培の取り組みは2年目。今年は台風の影響で被害も出ましたが、田んぼ一面に黄金色の稲穂が実り、収穫を迎えました。
けがをしないようにと、旭米の栽培を指導している柴田光貢さんから鎌の使い方を学んで、稲刈りがスタート。「豊作でうれしい。稲刈りは体験してみるとおもしろい」と話して、頭を垂れる稲穂を次々と刈り取りました。
今後は1本の苗からどれだけ収穫できたかなどを学んだあと、給食で旭米を味わう予定です。
市制施行記念事業として向日市ひまわり栄誉賞表彰式、同時開催で市民健康講座が10月12日、市民会館で開かれました。
式典に先立ち、ひまわり栄誉賞受賞者の高木睦江さんを講師に「若さを保つリフレッシュ体操」が催されました。音楽に合わせてインナーマッスルを鍛えられる体操で、参加者は手や足を大きく動かし、すがすがしい汗を流しました。
ひまわり栄誉賞は、市のさまざまな分野で市政の推進に貢献された方、市民の模範となる活動をされた団体などに贈られ、今年度は29個人、2団体を表彰しました。久嶋市長は「それぞれの分野でご活躍されますとともに、本市の発展のため、さらなるお力添えを賜りますようお願い申し上げます」と表彰状と記念品を手渡しました。
シンポジウム「市民みんなで取り組む健康づくり~のばそう!『健康寿命』~」では、コーディネーターに渡邉能行さん(京都府立医科大学)、パネリストに市原聖基さん(公益財団法人 向日市スポーツ文化協会)、植田進さん(向日市社会福祉協議会)、梅地洋子さん(向日市食生活改善推進員協議会)、堤正和さん(オムロンヘルスケア株式会社)を迎えて討論。市民の健康寿命を伸ばすためには運動や栄養、休養が大切であることをそれぞれの立場から話しました。
フィナーレを飾ったのは、ゆめパレアむこうのキッズダンスチーム。日頃の練習成果を発揮し、華麗なダンスを披露しました。
プロバスケットボールチームbjリーグ「京都ハンナリーズ」の開幕戦が10月12日、「向日市民デー」とうたい向日市民体育館で開催されました。
向日市と「京都ハンナリーズ」はスポーツを通じたまちづくりに関するフレンドシップ協定を締結しており、開幕戦に市民50組100人が招待されました。試合は、89対63で「京都ハンナリーズ」が勝利。向日市長賞は村上直選手が受賞しました。
観客は、プロ選手の迫力ある力強いプレーと、華やかで楽しい会場の雰囲気を楽しみました。
次回、向日市民体育館での試合は、11月16日(土曜日)、17日(日曜日)に予定されています。
「人権の花」運動が10月8日、第3向陽小学校で行われ、向日市人権擁護委員が4年生にスイセンの球根を贈りました。昭和57年度からの取り組みで、花の種や球根などを児童が協力しながら育てる中で、協力、感謝、思いやりの心を育むことを目的としています。
人権擁護委員の北野節子さんが冊子「種をまこう」の朗読をし、「もし困っている人を見かけたら、ぜひ勇気を持って手助けしてください」と児童に呼び掛けました。児童は北野さんと人権について考えたあと、スイセンの球根を植えました。スイセンの花言葉は「思いやり」。児童は思いやりの心を持ってやさしく植えたスイセンが、3月頃開花するのを心待ちにしていました。
市内の小学6年生を対象に開催された「緑化ポスターコンクール」の審査会が10月8日、市役所で行われました。
都市緑化月間(10月)の取り組みとして毎年開催されており、今年は566点の応募がありました。
審査員は「ポスターとして字がしっかり書けているか」「緑化ポスターの趣旨がはっきり伝わるか」などを審査し、市長賞、教育長賞、入選6点、佳作22点を決定しました。
入賞作品30点は、11月16日(土曜日)、17日(日曜日)に向日町競輪場で行われる向日市まつりの会場で展示されます。
企画展「『向日里人物志』の世界−近世乙訓の文化サロン−」が、文化資料館で開催されています。
「向日里人物志」は地域の人物志で、江戸時代中期に出版されていた文化人名簿「平安人物誌」のスタイルを模して作られています。和歌や琴、茶道など27の分野別に、学問や遊芸に優れた人物の名や住まいなどが記載されており、向日神社の社家であった六人部是香(むとべよしか)をはじめ商家や僧侶らしき人物の名が、延べ151人が記載されてます。
企画展では、向日里人物志に名を連ねる人物ゆかりの資料や地域に残る歴史資料が展示されています。また、国指定重要文化財の「日本書紀 神代巻下巻」も特別公開されています。
10月27日まで。かつて向日町で育まれた文化に、ぜひ触れてください。
現役の天文学者から本格的な天文学を学ぶ「天文学講座」が10月5日、市民会館でありました。3回シリーズの1回目で、アストロアカデミア講師の小林仁美さんが「太陽系小天体の科学」と題して講演しました。
小林さんは、水星や火星などの惑星以外にも「小天体」と呼ばれる天体が太陽を回っており、太陽系ができた当時の情報を持っている可能性があることを説明。「太陽系小天体は、小惑星、太陽系外縁天体、彗星の3種類に分けられます。公転する位置や見た目で分類でき、調べると、太陽系が形成されたときの温度や成分を知ることができます」と話し、その特徴や分類について、写真や図などを使って分かりやすく解説しました。
参加した約20人の受講者は観測データなどから詳しく学び、天文学の深みに触れていました。
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