更新日:2018年2月26日
11月3日は文化の日です。あまり知られていないかもしれませんが、法律では「自由と平和を愛し、文化をすすめる日」となっており、1946年に日本国憲法が公布された日でもあります。
文化をひと言で定義するのは非常に難しく、以前から芸術や文学などを意味する場合が多かったですが、今日ではより広く「人類がみずからの手で築き上げてきた有形・無形の成果の総体」が文化だといわれています。
向日市でも11月4日に文化の祭典である「向日市民音楽祭」が開催されますが、何よりも1万年以上前から人が住み続けている本市には多くの「文化」があります。 縄文・弥生時代から近世にかけての遺跡や古墳群、更には国や府に指定・登録されている寺社仏閣や長岡宮跡など、有形の成果はもちろんのことですが、京都府無形民俗文化財に指定されている「鶏冠井題目踊」や、子供が神輿を担ぎ五穀豊穣を願う「田ノ神祭り」などの無形の成果、加えてさまざまな「伝説」などが多く残っています。
また秋は、「文化」はもちろんのこと、観光や食にも最適な季節です。先日発行しました「るるぶ・京都向日市」には向日市の「文化」がたくさん掲載されていますが、それ以外にも観光や食事、イベントなども掲載され盛りだくさんな内容になっていますので、ぜひ手に取りながら向日市を巡っていただければと願っています。
このように「文化」と魅力にあふれる向日市のことを、もっともっと多くの方に知っていただくためにさまざまな施策を展開しておりますが、何よりも市民の皆さまが「文化」を身近に感じ、市民の皆さまと行政が一緒になり「文化」を推進できるまちを目指していきたいと思っています。