更新日:2019年2月12日
9月1日は防災の日です。台風、高潮、津波、地震等の災害についての認識を深め、それらの災害に対処する心構えを準備するためとして、昭和35年に制定され、昭和57年からは、9月1日の「防災の日」を含む1週間(8月30日から9月5日まで)が「防災週間」と定められています。
これは10万人以上の死者・行方不明者を出した「関東大震災」が大正12年9月1日に発生したことと、台風の接近・上陸は8月から9月にかけて多いことに由来しています。
ところで、今年の6月18日には大阪府北部を震源とする大きな地震、また7月上旬には西日本を歴史的な豪雨が襲うなど、立て続けに災害が発生し各地に甚大な被害がもたらされました。
幸いにも本市では地震・豪雨ともに大きな被害はありませんでしたが、被害が無かったからといって「向日市では今後も地震や雨の被害がない」わけではありませんし、もしそのような考えが心の片隅にでもありますと、防災に対する意識が「希薄化」してしまい「油断」につながります。
本市でも、9月15日に向陽小学校で防災訓練を行いますので、一人でも多くの方にご参加いただき、避難所開設訓練をはじめ、自助、共助、公助の連携を通じて、災害が発生した場合には適切な行動がとれるように備えていただきたいと思います。
また、皆様のお手元にあります防災マップの改訂版を作成し、今年度中にお届けする予定です。これまでより精度の高いハザードマップと、それぞれの災害ごとに危険区域や避難所等を掲載する予定ですので、配布後は市内各地域の状況を十分にご理解いただき、災害時にあわてないように日頃から備えを万全にしていただきたいと考えております。
もちろん本市といたしましても、あらゆる災害に対応できる危機管理体制を構築するとともに、日頃から訓練を怠ること無く防災に備え、誰もが安心・安全に暮らせるまちづくりに今後もしっかりと取り組んでまいります。